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Unlimited【ダンまち】

第47章 初めての





「領内において、念ずるべし規範とする」というのは

そのような規範であろうと念じるべしという意味だろうね。


それらの文面を読み上げながら、僕も了承。

領主からの、領民達に対する『法』であり『命』でもある旨を補足しつつ本日中の公開を許した。
他の地へ引っ越そうとする者はおらず、逆にこちらへ移住しようとする者が増えた。

ヘレイオス街でも同様に増え、罪人に関しては人へした行為をそのまま返され続ける結界内に入れ、罪の重さを理解して自らを律する心が芽生えれば出すという仕組みにした。



公開されたのは20:00で、人類史上初恩恵によって神に至ったこともあってか同盟を望まれることが異常に増えた。

勿論、暴利を貪ろうとする者は悪意ある者、邪念を抱く者に分類される為、どうあっても入れないので同盟は無理だが…


入れた者達に関しては、本質を見極めてから同盟を結ぶか否かを選ぶようにした。



それらの申請書類、ならぬ申請メールから解放されたのは21:00になってから…

そしてようやく御飯に在り付けることとなった。


アルとディは何事もなかったかのように熟睡しており…

分家でさえ匙を投げたヘレイオス街を立て直した【英雄】と評され
流石【救世主】という言葉もアップされており、それらは流し読みして放置することにした。


今はそれよりも御飯を食べて、ケイトと風呂に入って、共にベッドに入って熟睡したい。

そんな想いに駆られた僕達の行動は早かった。



1時間以内に御飯を作ると共に朝食の下準備も終え

30分以内に食べ終えると共に、食器洗いと片付けを分担して終わらせ


同様に風呂洗いと着替え準備、風呂へお湯入れとタオルやドライヤー等の準備。

それらは数分もかからず、背を共に洗ってシャワーを手早く終え、お風呂にゆっくりと浸かって息を整え、寄り添い合いリラックスタイムをほのぼのと堪能…

風呂に上がると共に僕は風呂を洗い、洗った側からケイトがシャワーで流していった。
最後にトリートメントを付けたままにしていた髪を水で流し、全身もまた流してから出る。


最後に拭いて寝巻に着替え、ドライヤーで髪を乾かし、共にベッドへ移動した。

その傍に設置されているアルとディ用のベッドを見やり熟睡する様子を確認後、僕達は横になって眠りについた…



長い長い一日だった……


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