第47章 初めての
ケイト「もーっ!;フィンー!;
立ち直ってよ!らしくないよ!;」
フィン「らしいって一体何だったかな…;」遠い目
ケイト「しっかりして!!;戻ってきてえええ!;」ゆさゆさ
アル「うー…ぱー!」
フィン「?」くる
アル「パッパー!」
フィン&ケイト『!!』
ケイト「ほ、ほら!呼ばれたよ!!」
フィン「……気のせいだろうね」ふいっ
ケイト「ちょっとフィン!!?;」
アル&ディ『パパッ!!!!』
テロップ『ディまで起きて叫んだ』
ケイト「ほら!聞き間違いじゃなかったよ?!」
すくっ!!←フィンが立ち上がり二人を寝かせている揺りブランコに歩み寄る
フィン「ぎゅうっ)…」←アルとディを抱き締める
アル&ディ『う?』きょとん
フィン「ありがとう」
ケイト「なんか感動的!!;」半泣
テロップ『オーバーな』
フィン&ケイト『やかましい!!』
アル&ディ『???』←状況に頭が追いついていない
ディが最初に呼んだのはパパ、アルが最初に呼んだのはママだった。
どちらも首は座っておらず、寝返りも打てない中で…
アル&ディ『うー』
フィン「やめてくれ;」
共に中空へ浮こうとし出したのでやめさせた。
爆太郎に犂(からすき)を取り付け、引かそうとしていた折
泣きじゃくり出すアルとディの様子を見て、素早く僕は動いた。
ケイトが悪露でまだ出血が止まっていないからなのだが…その間に何が起こったかなど、知る由もなかった。
爆太郎「ひひーん!!」
ケイト「うわああああ!」ぽーい!
凄まじい速度で暴れ回る爆太郎に後ろへ飛ばされていた。
だが、ドンは軽く爆太郎の上に乗っている為…負けず嫌いが発動。
ケイト「負けて、堪るか!)
私という存在は重いのだあああ!!」がばっ!
爆太郎「ぶひひーん!!」
テロップ『もうこうなったら意地の勝負だ』
とばかりにケイトは爆太郎へしがみ付き、爆太郎は負けじと暴れ続けた。
そこまでしか見ておらず…戻ってきた時には……