第47章 初めての
ケイト「信じている証として、ここ(空中都市)にいる間は皆と同じ身体能力で過ごしたい」
フィン「…わかった。代わりに条件がある。
用心の為にオリハルコン製のそれは着ておいてくれ」
ケイト「わかった」頷
それから畑仕事に入ろうとしていたのだが…
アル「おぎゃあああああああああああ!!!!」
アルはケイトの姿が見えなくなった瞬間に断末魔をあげる習慣がついてしまっていた。
ケイト「はいはーい♪」ひょこ←顔だけ出す
アル「ま♪まー^^♪」にこにこ
ケイト「ちょっと待っててね、洗い物しないと」
すっ←死角に入る
アル「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!!!;;」
ひょこっ
アル「きゃっきゃっ」
すっ
アル「ぎゃああああ」
ひょこっ
アル「きゃっきゃっ」
すっ
アル「g
ひょこっ
アル「きゃーぅ^^」にこにこ
すっ
ぱかぁん!←フィンがケイトの脳天を拳で叩く
フィン「やめてやってくれ;」
ケイト「はい…;」しょぼん
本人にとっては遊び感覚のようだが、アルにとっては本気なので止めに入った。
テロップ『だるまさんが転んだ状態』
だが…それよりも予期せぬ大きな事態が起こった。
アル「マンマ、マンマあああ^^//♪」にこにこ
『!!?;』
ディ「すーすー」←未だ安眠中
テロップ『あの大騒ぎの中でよく寝ていられる』
ケイト「見て!初めて呼んだよ!!?」
フィン「う…うん…;」←内心複雑(困惑中)
ケイト「パパは?」
アル「う?」首傾
フィン「ずーん)………」肩落とす←影が落ちている
両膝を抱えて部屋の片隅に顔を向けている中、私は必死にその背に叫んだ。
ケイト「だ、大丈夫だよ!;きっと呼んでくれるって!;」あせあせ
フィン「最初に呼ばれた側だから言えるんだろう?」ぼそ
ひゅううううう
どこか虚しい風が吹いてくる中、ケイトはなおも必死に励ましてくれた。
ケイト「絶対呼ばれるって!;呼ばれないわけないじゃん!;」あせあせ
フィン「一体いつになるんだろうね;」
ケイト「だぁから!;大丈夫だって!;」
フィン「次産まれてくる子には最初に呼ばれたいなあ、ふふっ」遠い目&微笑
テロップ『もう、目も心も死んでいる』