第46章 空中都市
ケイト「と、とりあえずさ!
食べに来たい人は食べに来てOKってことにすれば
『ならいい!!』
ケイト「………
え?;」ぽかーん←唖然
フィン「いっそのこと、ホームでやっていたように月に一回という当番でという形にすればいい。
3食じゃなく、1食だけなのだから負担は少ないだろう?」
ティオナ「ケイトの手料理って仕込みが長い分、味が深いって言うか」
ティオネ「濃くないのに深みがあるのよね」
アイズ「でもまったりとかしつこいことはない」
レフィーヤ「好みが肉か野菜かで別れるのも踏まえた上で、別々にメニューから作ってくれてますし」
リヴェリア「味付けについても申し分ない。
私は…お前の料理の中でも麺料理が好みだが」
フィン「ぷりぷりしていて噛み応えもある。
新鮮で、まるでつい先程まで生きていたかのような河豚の刺身を彷彿とさせるぐらいだからね」
周囲(フィンとリヴェリアとケイト以外)『うんうん!(食べたことないけど』二度頷
ケイト「そんなに!!?;」
ティオナ「それは当たり前だから置いといて」
ケイト「当たり前!?;」
ティオナ「次、どこ行く?」
ティオネ「やっぱり定番の遊園地でしょ」
アイズ「次は…反時計回りだとすると水族館、動植物園、銭湯?」
レフィーヤ「その前にホテル内の風呂巡りに行きますか?」
フィン「それなら銭湯以外を回った後で風呂巡りでも大丈夫だ。
スカイボードもあるから、すぐ200階のテラスへ行ける。
休憩所であるここからエレベーターの近くに離着陸場を設けてある。そちらの方が早いだろう」
ケイト「なるほど。
フロントも土産屋も交換所も各エリア行きポータルも1階にしかないし、2階から200階は階段以外特にないから余裕があってそうしたんだっけ。
屋上には外から直では行けないようにしてあるけれど、各階の休憩所に設けてあるから行けるんだ」
リヴェリア「今から全てのエリアへ行って間に合うだろうか…;」
ケイト「大丈夫大丈夫。
回りたい主要な場所を絞っていけば今日中には行けるよ!」
そうして…銭湯に辿り着いた頃には、夜になっていた。
御飯も食べれる銭湯なのだが、驚いたのは食事処が温泉ゆらりおにあったそれではなく豊饒の女主人が取り仕切っていたことだ。
晩御飯付きで割引サービスされているのが、せめてもの救いかな…?;