第46章 空中都市
フィン「1日ごとにやる分が多過ぎる!!;」
ケイト「だから悪いけれど皆に請け負ってもらったんだよ。
それに、こんなのはまだまだ序盤だよ?
他にも、水の浄水と食糧についても不足分が無くなるよう機能を付け加えたんだ。
その日の気分で食事の内容も変わるだろうし、その為に使われるそれもまた変わるから。
1日ごとに空中都市内における各家庭の食事に使われた量を確認する機能を付けたんだ。
それによって一定の量を維持する為に不足しやすい分の生成を急いだり、逆に減らしたり…
常に不足分となる植物と動物がないようバランスを調節する為の基盤とする。
増やす際に対しても、時間加速の中による必要となる分…つまり、空気や光や水もまた調整が必要になるんだ。
その為に、人口の太陽みたいな光と紫外線を与えるライトを使用することでビタミンDの生成させたり
空気の消費も増えるから、それを一定になるよう常に調節するよう機能を付けたり
水の消費も増えるから、外から取り込む分を増やしつつ浄水機能のそれで循環していくようにしている。
その動物による糞や尿は植物の肥料にしたりしてね?
それでも足りない栄養分は自動で補えるよう機能も付けてるんだ。
勿論水をより多く取られた分に関しても増えるよう大気中の酸素や水素から生成される機能も付け加えてる。
湿度もまた最適になるよう空気中の蒸気として増やしたり、水にして減らしたり等々…
それらの環境もまた、皆の目で一目で見れるようそれらを示すパネルを造り出したわけだし」
『……やり過ぎだ;』
フィン「収穫物の移動はどうしているんだい?
ケイト「それはワープポータルを応用してるんだ」
『?』
ケイト「触れた瞬間に、移動先の場所へと送るシステム」
『ああ(あれか』納得
ケイト「それで常に既定の数が売り場にあり続けるよう調節するんだ。
その都度通信機で確定申告してね?」
フィン「なるほどね。
売る側にとっても、買う側にとっても得になる」
ティオネ「買いたい時にないと困りますもんね」
ティオナ「でもこんなにあるなんて知らなかったね」
リヴェリア「ちゃんと防音の結界は張っているのか?
聞かれていれば大変なことにもなり兼ねんぞ。運営の実態などと記事にまで書かれ兼ねん」
ケイト「大丈夫。ちゃんと張ってるよ^^」
『ほっ』安堵