第1章 出会い
全身の熱が退かない。体が熱い。
でもどこか…心地いい。
熱に浮かされたのか…全身が滾る感覚に、私は既視感(デジャヴ)を感じた。
ロキ「二度頷)うんうん!
なんやいい刺激になりそうやな」にこにこ←上機嫌
ケイト「…」ふらっ
ロキ「おいおい、大丈夫か?;」
フィン「無理もない。パワーもスピードも桁違いに上の相手に勝ったんだ。
それも、何千倍もの身体能力がある相手にね。
動物で言い表わすなら、象とアリの決戦にアリが勝ったようなものだよ^^」ふふっ←どこか上機嫌
ティオネ「凄い粘り勝ちだったわね」微笑
ティオナ「もう目が離せなかったよ!」しゅっしゅっ!
「…凄い//」
ティオナ「あ、レフィーヤ。見てた!?凄かったよね!?」
レフィーヤ「はい!//」←二人共全力に切り替わった時点から見てた
ベート「ふらふらじゃねえか。ちっ。
次戦おうと思ってたのによ」ぼそ
ティオネ「ちょっと!次に戦うのは私よ!?順番抜かししないでよ!」
ベート「うっせえ!あんなん見せられて黙ってられっか!!」
リヴェリア「二人共落ち着け。もう彼女は戦える状態じゃない。
大丈夫か?
無理に立っていなくていい。椅子に腰かけろ」
ケイト「えっと…ごめん…なさい。
実は…3日3晩…走り、続けてて…寝て…ないんです;(瞼が…重い」
『!!?;』ぎょっ!
ケイト「あと…何も食べてない;
水は風で手元に引き寄せながら飲んだけど…もう……ダメ…眠、い」ぐらっ
ロキ「あっ」
ばっ!
どさっ
アイズ「……寝てる」
ケイト「すーすー」
後ろへ倒れそうになる中、咄嗟に床と私の間にアイズお姉さんが滑り込んで受け止めてくれたらしい。
その後、余計に身の上が気になったらしく
私のことについて話し込まれていたのは言うまでもなかった。