第46章 空中都市
ティオナ「猪突猛進…
本当に放出系?強化系じゃなく?」
ティオネ「団長と!相性悪い系統なわけないでしょ!!?」ぎんっ!!
レフィーヤ「!!;」ビクゥッ!!←自分のことを言われたと思ってる人
アイズ「?レフィーヤ?」きょとん
ティオナ「だって誰の目から見ても一直線だし」
ティオネ「それだけ一途ということよ!!」
ケイト「相手の意思は尊重しようよ。
嫌がられるくらいなら私は死を選ぶけど」
ティオネ「重いのよ!!あんたの方がかけてるでしょ!!!?」
フィン「いや…ケイトの場合は好きな人だからまた別だよ^^;」
とんでもなく騒がしくなっていった……;
ケイト「あ、リヴェリアが細かい所まで気が利くのはその為か。
神経質だからか、細かい所まで見えやすいのかな?」
リヴェリア「もう系統に囚われるのはやめろ;
ともかくだ。
我々は、ここに楽しみに来たのだろう?
昼御飯もそろそろ来るそうだ。大人しく待て」
『はーい』
そのタイミングで、例の国王…国賓がやってきた。
ケイト「!」すくっ!
国賓「此度は国の開幕祭に参加させてくれたこと、感謝する」
ケイト「いえ、こちらこそ感謝します」
国賓「…改めて見回らせてもらったが…よく統治されている。
領民の皆も、品もいい。
あの結界については賛否両論あるが…君はどのようなつもりで立てた?」
ケイト「それは…害意ある者が立ち入れないようすることで、万が一にでも起こる可能性を低くする為です。
試すような真似をしていること、無礼だとわかっています。それでも…」
国賓「ふむ。
なるほど、よくわかった。
君は…ここに来る者達も、ここに滞在する者達も、領民も含めて全て守りたいのだね」
ケイト「!
そ…それはそうですが、侮辱にも値するような真似で」
国賓「いいや。
力ない者達からすれば、ここは天国だ。
もし…もしも、あの結界が無ければ暴力に訴えかけてでも追いはぎをする輩も混ざり兼ねない。
何より…犯罪行為をすれば、ここではすぐ捕まえられる」
ケイト「それは…警備システムの魔術式に、硬直させると共に空中都市内のどこか示し、触れた瞬間に各地区担当警備を飛ばす機能を付けたからです。
問題解決の速度を上げ、通信で相互で話し合ってより早く事態の解決に向かわせる目的で」
国賓「なるほど」頷