第46章 空中都市
リヴェリア「その真面目さ…
人の話を素直に受け入れ、熱心に取り組める姿勢は立派な長所だ。
あと、お前はあまり自分を下に見るな。
お前を侮辱することは、たとえお前自身であっても赦さん」
ケイト「うん。似たようなことを、最近フィンから言われた」←1625ページ参照
リヴェリア「そうか…ならばいい。
私から言いたいことは以上だ」
ケイト「でもさあ、まさかリヴェリアが具現化系だとは思わなかったよ。
大らかだし、そんなに細かいことに囚われたり気にし過ぎたりしないんだろうなあぐらいに思ってたし」
リヴェリア「基本はそうだが、思い悩んだ時期がないわけではないぞ?」
ケイト「え?そうだったの?」
リヴェリア「寧ろ私を何だと思っていたんだ?」
ケイト「んっと、とってもしっかりしてるから昔っからそうなのかと」
リヴェリア「昔の失敗という糧があったからこそ。
つまりは経験だ」
ケイト「ということは鑑定してみれば年齢なりの落ち着きというか、大人の余裕というわけだよね?
鑑定してみてもいい?」
ごぉんっ!!!!!!!
次の瞬間、リヴェリアの拳骨がケイトの脳天へと炸裂した。
リヴェリア「わかっているくせに聞くな!」瞑目
ケイト「ごめんなさい;」ヒリヒリ
ティオネ「ある意味勇者よね」ごくり
フィン「色んな意味で純粋だね^^;」
ティオナ「んー…おかしい!
私、放出系じゃないよ!」
『そのまんまだよ;』じと目
ティオナ「ええー!?;
人の中で大雑把な方じゃないよ…多分?」
『絶対大雑把』嘆息
アイズ「具現化系がよかったな…」ぽつり
レフィーヤ「アイズさんは何だったんですか?
私は強化系です^^;」
アイズ「私…特質系だった。どれにも合わない」
ケイト「へぇ。具現化系と特質系は相性がいいんだって。
ヒソカの相性診断に書いてる。
相性がよいのは強化系と変化系、具現化系と特質系、操作系と放出系なんだって。
逆に悪いのは操作系と強化系、特質系と変化系、具現化系と放出系」
ティオネ「ということは…あんたとケイトは相性悪いってことね」
ティオナ「え!?;そんなことないよ!!?;」
ケイト「そうだよ!
大雑把で細かいこと気にしないからこそ助けられてる部分在るもん!!」
ティオナ「それはそれでグサッと来る!!;」
アイズ「ケイトと相性がいい//」ぽっ