第46章 空中都市
リヴェリア「私も、そう思うな」微笑
フィン「僕もそう思ったからこそ…共に行くことを選んだ。
まさか、神の力をその日の内に得られるなんて思いもしなかったけれどね」
リヴェリア「違いない」ふっ
瞑目し、笑う中…皆もまた降りてきた。
ちなみに…アルとディはすいすい泳いでいる。
スカイボードの力を借りてか、在り得ないほどの速度で…;
ぶつからない機能がなければどうなっていただろうか…そう不安になるほどに;
ケイト「…ありがとう。
あ、そうそう!やり方教えてもらってね?
私は具現化系だった!神経質なんだって。
強化系は単純で一途、変化系は気紛れで嘘つき、放出系は短気で大雑把、操作系は理屈屋でマイペース、あと…特質系?は個人主義でカリスマ性があるんだって」
フィン「君の場合は特質系もあると思うよ?特殊な家系だし」
リヴェリア「意外だな。
その中で言えば「強化系」だと思っていたが」
ケイト「う;何それ…私はそんなに単純じゃないぞ!」
『単純だ』←総意の一致
ケイト「うぐっ;」
フィン「複数持ちということもあり得る。
第一に、不純物ができる上に水も湯になり増えていた。
念の為にクラピカに見せてもらっても、たとえ同じように水晶の結晶ができたとしても水が溢れることは無かったからね。
だから…強化系と具現化系と特質系だと思うよ?」
ケイト「そんなことないもんっ!」ふんっ!!
フィン「ほら、気に入らないことがあるとすぐそれだ;
君は態度にも顔にも全面出やすいんだよ」
ケイト「ぐっ!;」
リヴェリア「それを単純というのだ」
ケイト「ぐぎぎぃーっ!!;
もう嫌い!!」ふいっ!!
フィン「あー、ショックだなー。飛び降りよう」棒読み←端に立つ
ケイト「ダメー!!!;」ヒシィッ!!!←背後から羽交い絞め
テロップ『この間、僅か0.00001秒!』
リヴェリア「あからさまな棒読みだろうに…;(怪訝)
まあ…楽しめたのなら喜ばしい(微笑)
ただ…私にも教えてもらいたいな」
ケイト「いいよ?昼御飯中にでも教える!
皆、何系かな~^^♪」にこにこ←上機嫌
リヴェリア「…やはり単純だ」
フィン「だろう?」にや
リヴェリア「違いない^^」ふふっ
楽しそうに互いに笑い合う中
集った僕達は200階に戻り食事を取らせてもらうことに。