第46章 空中都市
移動用水路上にかかった橋を越え、歩くこと数分…
僕達はため池の周囲にある道を囲むよう配置された屋台地域についた。
途中で修業が終わったらしいリヴェリアとレフィーヤとも合流し
アルとディと僕とケイトの4人に、リヴェリアが加わって共に移動していた。
そして…問題の屋台にて……
ケイト「フィンのフィギュアポスターぬいぐるみ。
私に全て買い占めさせろおおおおおお!!!全財産をどぶに捨ててでもおおおお!!!」
フィン「落ち着け!!;←背後から羽交い絞め
それよりもケイトのフィギュアポスターぬいぐるみ全て頼むよ^^」
屋台主「へい!」
フィン「ああ、そうだ。
買った人達が他にもいるだろう?その人達のことも教えてくれないかな?」
屋台主「へ?
そりゃまた何ででい?」
フィン「決まっているだろう?僕の妻なのに誰かの手に渡って汚されるなどあってはならない。ケイトは僕のものだし誰にも渡したくはない。わかってくれるかな?^^
僕は誰一人の手にもケイトを渡したくはないんだよ^^
誰かに持たせるぐらいならせめて僕一人が買い占めてでも^^」くどくど←始終満面の笑み(目が全く笑ってない)
ケイト「恥ずかしいからやめてよ馬鹿!!!!//」←必死に頼む
((((どっちもどっちだ…;))))←その場にいた人達の思考
テロップ『似た者夫婦』
フィン「まあ…ともかく」ぴたり
ケイト/フィン『フィン/ケイトのを全部寄越せえええええ!!!』
リヴェリア「やめんか馬鹿者がああ!!!!」ずごすぅっ!!!!
ケイト「ハリセンの…音じゃない…;」がくっ←その場に倒れ伏した
ぷしゅううううううう←未だ頭から煙が出てる
リヴェリア「【勇者】ともあろうものがそのように取り乱してどうする!!?
節度を持て!!」
フィン「だがリヴェリア、他の誰かの手に渡るぐらいなら全て僕が回収して
リヴェリア「この独占主義者があああ!!!」ずごすぅっ!!!!
フィン「独占…?
独占していたのか?!;」はっ!←気付かなかった人
周囲『気付かなかったの!!?;』
リヴェリアから言われるまで、不思議なことに全く気付かなかった。