第46章 空中都市
作者『体調を崩し更新が中々できませんでした、済みません。
台風につき更新が少なくなる可能性も否めません。
重ね重ね、誠に済みません;
中心地エリアの概要図が完成したのでよければ参考までに。
作者プロフィールのホームページ、画像参照です』
6月7日、世界は闇に包まれた。
昼という時刻に拘らず、雲一つない空が陰りを落としていた。
14時35分過ぎ…
ケイトが想いの欠片を生みの母と姉、育ての家族から受け取る頃
時を同じくして、オラリオでもまた光の粒が漂っていたらしい。←1461ページ参照
ジャガ丸くん屋台
店長「?何であたりが暗く?」
ヘスティア「この感じは…ウレイオス?(天を見上げる)
!光?」
オラリオ、商店街の一角
シル「?…光?
…温かい」微笑
リュー「…何が、起きている?」
天を見上げ、光の行く先を見つめている。
ヘルメス・ファミリアの一室
アスフィ「何で荷物を開けるのですか!!;」
ヘルメス「いや、つい…気になったのだから仕方ないだろう?^^;」
アスフィ「!…光?」
光の粒が幻想的に宙へとふよふよと上へ上へと浮かんでいき
一瞬で光線状に軌道を描き、次々にケイトのもとへと集まっていった。
それらの光景は後に、『世界三大絵画』として遺されるほどのものであり
挿絵として遺す者、写真として想像して画像を携帯に残す者が数多くいた。
そのことから、終末神が浄化されて倒されたことを既に世界中の者達は周知していた。
それを信じるかどうかは別にして、その異変が改善されたのは言うまでもなく…
それをどうとも思っていないのは、信じていない者達やケイトぐらいだった。
ケイト「あ。でも、降霊の魔術式に関しては一人につき一回のみって規定させてもらってるよ?
何回も何回も呼び出されるのって大変でしょ?
幽霊さん」
今も関係なしに、何でもなかったかのように別の話をしている。
改めて、その成した偉業とは対照的に…
一切威張り散らそうとすらせず、鼻にもかけないその飄々とした態度に…
僕は、皆と揃って感嘆するばかりだった。
テロップ『本人だけは知らない、知る由もない』