第46章 空中都市
ケイト「進行役の方、うまいねえ。
凄まじい盛り上がりを見せるお客様達であった」ぽつり
フィン「ナレーションするよりもやるべきことがあるだろう?^^;
ここも立派な撮影スポットの一つだということを忘れずに。
早く立ち去らないと」
ケイト「あー;人が殺到してきそうだよね;
特にナイトの夜景は綺麗だし、沢山集まってきそう。
1度繋がっている通路を使って2階に上がって、それから階段で降りてテレポートでため池エリアに行って帰ろっか。
アルとディを預けっ放しにしてるし、授乳薬を渡してるにしてもやっぱり不安」
フィン「今日は農作業の予定だろう?手伝うよ」
ケイト「ありがとう^^」
アスフィ「…お忘れのようですが
1週間後にグランド・デイ達成記念ということで祭りがありますのでお忘れなく。
特にケイト、あなたは功績共に目立ち過ぎたので…
いずれ来るはずだった世界の終焉に終わりを齎し、皆を救ったことから「メシア・デイ」という名になりました。
そこの所、良しなに」
ケイト「……………………・・」
次の瞬間…
全ての空気が止まったかのように、時間が止まったかのように目を丸くしたまま固まっていた。
瞠目したまま、開いた口が塞がらないとでも言わんがばかりの反応に…僕達は訝し気に呼びかけた。
アスフィ「?;」訝し気
フィン「…ケイト?;」訝し気
ケイト「でえええええええええええええええええええええ!!!!?;」驚愕
アスフィ「そんなに驚かなくとも…名は今後一切変わりませんよ?」
ケイト「え?え?;えええええ!?;
何で?どうして?そんな?大事に?;」
アスフィ「大事でしょう。
闇派閥の件も然り、それと繋がっていた者達のクリエイトでの捕縛然り。
数々の発明品然り、ブランシェの暴走然り、始祖神の闇の浄化然り!
言い上げていけばキリがありません!!」
ケイト「それでもう大体は終わったかと;」
アスフィ「終わってません!!
大体、今まであなたがやってきたことの方が多過ぎるんです!」
ケイト「……そうだったんだ…
まあいっか」
アスフィ「いいかで済ませられる程度を超えています!!;
いいかで世界を救われるのもどうかと!;」
フィン「…ケイトだからね」
アスフィ「その一言で済ませないで下さい!!;
…お気持ちはわかりますが;」