第46章 空中都市
オキノ「では。
前置きが長くなってしまいましたが、補足説明に入らせていただきます。
一つの撮影スポットにつき、3つ写り方を選べます!
方向が違えばバックの景色も変わり、日の傾きによっても見映えもまた変わります。
無論1回ごとに値段は取りますが、ホテルでの食事を豪華にする景品もお付け致しますよ^^
総計6箇所纏めて、または18スポットを纏めてやりたい方には割引きされた商品券がありますので、当ホテル1階フロントにてお買い求め下さい(微笑)
チェックインもそこからできます。
携帯も込みで買いたい方には、お客様方から見てその左隣にて販売しておりますので、是非そこで。
家族全員で買う際には家族割引もございますよ^^」にっこり
『おおおおおおおおおおお!!!』
フィン「うまいね。君に負けず劣らずの引き込み具合だ」
ケイト「あー、しまった。そっちの説明忘れてた;」
オキノ「そして最大級のスカイボード!
その交換所はさらに左隣にあります、乗車券をお見せになって下さいね」
右手を向けて指し示すと、係の方がここだと言わんばかりに先程と同様に手を振っていた。
オキノ「魔導列車でお越しになったお客様方も、音速飛空挺でお越しになったお客様方も、どうぞ気楽にご相談下さい。
私共スタッフは、いつでもお待ちしております」深々お辞儀
『わああああああ!!!』ばちぱちぱち
お辞儀したスタッフ達全員へ向けて、割れんばかりの喝采と無数の拍手が送られた。
ため池エリア責任者「1階商店街の分店、お土産屋では水族館や動植物園にて養殖&栽培されたご当地原産のものを売り出しております。
商店街の本店でもありますので、ご気軽にどうぞー!」
『おおー!!!!』
ため池「ため池周りにある屋台には音速飛空挺で活躍中のキューイ写真やグッズ、我らが領主のも販売してますよ!!」
フィン「買った!」
『おおー!!!!』
ケイト「最後のは要らん!;
ってフィン、民衆より先に叫ぶことないでしょ!;」
ため池「勿論フィン様のも!」
ケイト「買ったあ!」
ため池「おっと!領主直々お出ましするか!!?」
『おおおおおお!!!!』
フィン「ケイト…;」ぽつり
アスフィ「どっちもどっちですね…;」ぽつり
テロップ『類は友を呼ぶ』