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Unlimited【ダンまち】

第45章 魔術式





フィン「ケイト…正室に迎える気がない時点でそんなに深く考える必要は;」

ケイト「誰が…誰が…誰が、誰が誰が誰が誰が誰が;」ぐるぐる

テロップ『壊れたテープレコーダーのようだ』←喩えが古い


4人『誰がいいの?』

ケイト「うわああああああああああああああっ;決めらんないいいいいっ!;
誰に決めても角が立つううううう!!;」

ガレス「女の嫉妬は怖いのお;くわばらくわばら;」

オッタル「フレイヤ様を選べ」
ケイト「どどどどどどどどどどど、どわあああああああ!!!;」

テロップ『ケイトは混乱し切っている』


ケイト「ロキ、助けて」
ロキ「無茶言うなや!!!;」
ケイト「じゃあロキってことで。私は散歩行ってくる;」
ロキ「待てこら逃げんなああああ!!!;」

だっ!!


ロキ「ぞっ!!)…

(はっ!」←後ろを振り返る

4人『ロキを殺せば…』
ロキ「待て待て待て待てええええ!!!!;
うちを殺しても1番にはなれへんで!!?;逃げる為の口実やろ!!?;

せやから1番はうちやない誰かやし、十中八九前世のフィンとか前々世のフィンとか言い出しそうやろ!?;
なあ!?;考えてみたらわかるやろ!!!?;」
4人『問答無用!!』
ロキ「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!;」


その日…ロキの断末魔が、オラリオ中を震撼させた。


突如昼1時過ぎに響き渡ったそれは、この世の終わりかと思われた終焉の狼煙に似た「おどろおどろしい響き方」をしており…

オラリオに居た人達に何事かと不安に駆られさせたという。

しかし、携帯の検索AIの情報提供により事なきを得ていた。



その日、一日…女性達から追い掛け回されるケイトの姿がそこかしこで目撃された。

その間もなおケイトは隠れながら魔術式を次々に生み出していった…



霊を召喚させた上で可視化し、その霊と会話ができる魔術式。

好きな場所に移動できる瞬間移動の魔術式、距離に応じて魔力量増大(遠ければ遠いほど)。

指定した地域に入った人達の数を自動カウントする魔術式。

指定した地域で得た利益を自動計算して表示する魔術式。


1つ目は希望者へ、上から2つ目は空中都市内のみで使えるよう管理し
後半3つ目と4つ目は秘密裏に使うよう徹底し…提出された数字の総計と合致するかの確認に使用した。


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