第45章 魔術式
これだけは譲れない、そう思ったことを言うと当然だとケイトは訝し気に言った。
ケイト「そもそもフィン以外考えてないよ。
よし!
召喚魔法、魔術式完成!」
『召喚魔法?』
ケイト「うん。
迷宮のモンスターを生み出す理を魔術式として残した。
魔力さえ尽きなければいくらでも召喚できるんだ」
『…………;』
フィン「またとんでもないものを;」困惑
フレイヤ「いいじゃない。減るものではないわけだし」
ケイト「それはそうと、いつから入ってきたの?」
フレイヤ「くす)異なことを言うのね…(微笑)
あなた達が抱き締め合っていた時、さりげなく私も入って抱き締めたじゃない」
ケイト「ああ!あの温もりはフレイヤだったのか!
通りで馴染みあるものだと感じたわけだ^^//」にこにこ
フレイヤ「ふふっ^^//
そう思ってもらえて嬉しいわ//
ね?オッタル」
オッタル「はっ…フレイヤ様が幸せなら」
ケイト「家の庭、台所の奥にある居間に面した側を畑にする気なんだ!
そして台所際の窓に面した場所でバーベキューでもしてさ♪
ふふっ。鍬を持つのも久しぶりだなあ♪
腕が鳴るぞおおお^^♪」にこにこ←上機嫌に右手で自身の左腕を掴み腕を回す
リヴェリア「武士らしくない武士だな…;」
ケイト「そりゃ貧しい方の武士だったし!
武士は食わねど高楊枝と言えども、食糧難だから農作業をするのは止む無し!
そうでなければ給仕として仕官してくれた者達を食わせられん!
皆と見聞を広められてさぞかし充実した時間を歩めたぞ!
かっかっかっ!^^//」
フィン「ケイト…前世の君に染まってるよ?;」
ロキ「ちょいちょい!!;話飛んでるで!!;」
ケイト「あ、ごめん;」
それから…
話は不意に、とんでもない方向へと飛んでいってしまう。