第44章 出産後
その頃のリヴェリア…
ティオネ「団長の!!
団長の!!カードおおおおおおおおお!!!」←必死に本屋の店長へ詰め寄る&フィンのカード寄越せと叫び『続け』中
ティオナ「落ち着いて!!;頼むから落ち着いてえええええ!!;」←必死に後ろからティオネの腰へしがみ付き中
リヴェリア「やめんか!!・・」
ごごぉん!!!
リヴェリアが騒ぎの渦中にある本屋へティオネを諫めに行っていたのは、アミッドが診察に来る直前のことだった。
通信機で連絡が来た後に病室から飛び出していき、入れ違いでアミッドが入ってきた。
ティオネ「団長おおおおおおおおお!!!;;」
リヴェリア「一般市民の迷惑も考えろ!!!;」
ティオナ「あ…ありがとう、リヴェリア;
でも…何で私まで?;」
リヴェリア「連帯…いや、済まない。
お前に非はないはずだったのだが、つい…手が滑ってしまった」
事が落ち着くまで、そう時間はかからなかったという。
所戻り、治療院
フィン「ンー…
つまりを言うと「一番安全な場所は空中都市になる」、というわけか」
アミッド「頷)ええ。
少なくとも、犯罪を犯す人間は入れないかと。
中で出来心を起こす場合はまた別になりますが」
フィン「なるほどね。
確実にできる側の人間は、そこで力でふるいにかけるというわけか」
アスフィ「受け入れた領民達は皆入れていました。
不当な扱いを受け続け、疲労困憊して死ぬ他ないとまで思い悩んでいた所だったらしく、皆あなたにいたく感謝しています」
ケイト「人怖い;一生閉じ籠るううう;;」頭抱え&布団被り←すすり泣き中
アスフィ「……何が…あったのですか?;」困惑
フィン「………;
例の終末神での戦いの際、僕達が目の前で殺される光景…それも体感を持った、リアルなものを精神が死ぬまで見させられ続けた。
それも、気絶した間もなお…何度も何度も追体験させて…
今までに得た傷はどれも…対人しかない。それ以外はない。
それも含め、悪夢として寝ていた際に見てしまったんだ。
その結果…今までのフラッシュバックで……あとは言わずともわかるだろう?^^;」
アスフィ「ええ。心中お察しします」←入ってきたばかり
アミッド「なるほど。
であれば、益々古傷を刺激するわけにはいきませんね」
アスフィ「そうですね」
アル&ディ『すーすー』