第44章 出産後
ケイト「考え方を変えよう!
実物のフィンに勝るもの何もなし!!;;」瞑目&号泣&ぎゅうっ!!
フィン「ああ!ケイトがいればそれでいい!」瞑目&ぎゅうっ!!
ヒシィッ!!!←ケイトとフィンが縋り付くかのように抱き合っている(ベッドの上で)
リヴェリア「…何だ…この無駄なまでに不毛な時間とやり取りは;」腕組&怪訝
数時間に渡って抱き締め合い続ける間中、訝し気な目をずっと向けられ続けたわけだが…
一切気にならないほどに、お互い擦り寄りながら互いの温もりに身を埋めるばかりだった。
病室には似合わない「異質な光景」が流れていた…
テロップ『傍から見れば今生の別れ』
ケイト「ポイント貯まったらまた交換しようかな…」
リヴェリア「学習能力がないのか?;
無駄だからやめろ。書店の得にしかならんのは目に見えている!」
フィン「……君も、か」
リヴェリア「…//
私は、30枚だけだ//(ふいっ)
後悔はしていない//」
ケイト「……同士よ!」ヒシィッ!
フィン「で?
君にはどんなSSRが出たんだい?」
リヴェリア「………」
ケイト&フィン『??』
アル&ディ『おぎゃあおぎゃあ!!&おんなあおんなあ!!』
ケイト「ごめん、飲ませないと!;」あわあわ
そうケイトが乳を吸わせる為に行動に移す中、リヴェリアの口からポツリと言葉が出た。
フィン「!!…それは……本当かい?;」
リヴェリア「ああ…冒険者しか出ないはずなのだが……;」
「精霊王」と…
それは幻の一枚であり、オラリオの中でも3枚しかない希少なものだったそうだ。
それからさらに数分後、アミッドが診察に来た。
アミッド「………魔力を使って、暴れましたね?」じと目
ケイト「………………;」ふいっ←目線逸らす
アミッド「目が泳いでいる時点でもうわかりますが;)
……まあいいです。
お陰様で、この世にあった文明の発展が加速しそうなわけですし…」
ケイト「…ごめん;
でも動いた方がいいのは確実で…
でも魔力で無理やり動かすのは違うんだよね?;」
アミッド「頷)ええ。
魔法も魔力も使わず、生身の力で動いて下さい」
ケイト「手加減ミスしそうで怖いの;;無限大だから;;」ぽろぽろ
フィン「…;」
アミッド「では暴発を防ぐ目的以外では使用不可ということで」
ケイト「わかった」