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Unlimited【ダンまち】

第44章 出産後





決闘においては様々な戦闘方法も編み出されている為、鑑賞としても有名になってきている。

芸術、演武とも呼ばれるほどのそれもまた動画で登録されており、お気に入り登録されることも結構多いのだそうな。


ただし、練習のそれは物質に働きかける場合では魔力を結構消耗するので多用はできない。

練習と呼ばれる名通り、物質に働きかけずにイメージの反復練習に励む者もまたいる。



緊急システムもまた3つある。

1つ目は防衛。
冒険者や他者からの攻撃を防げる。
言葉の刃までは防げないが、落下物を防ぐ機能もある。

主に災害の際に命を守る為に作られたもの。


2つ目は通報。
倒れた際、気分が悪い際、それを選択すれば治療院へ直通で知らされ、後に緊急馬車にて手早く移動させられる。

心臓麻痺や脳梗塞など、異常事態で倒れた際には検索AIが自動で周囲に人がいない場合は注意喚起、
いない場合には通報といったように方針が定められている。

上記の冒険者などに襲われた際には、ガネーシャ・ファミリアへ自動で通報される。


3つ目は防災。
音で危険を知らせたり、光の毛布となって所有者や対象を温める。
明かりにもなり、ポットやストーブのように周囲を温めながら鍋を温めることも可能。

飲み水も魔力を下に出せ、空気の無い水中だとしても携帯を中心に防衛が自動で発動し、防衛の膜の中に空気を造り出す。
一人取り残された場合では通報を自動でしつつも、居場所を常時周囲へ発信し続ける。
瓦礫に覆われた場合もまた同様。

それらの際には、携帯の魔力残量が0になったとしても周囲にある所有者以外の物質をもとに魔力として生かし続けるよう補助しながら発信を続ける。


緊急システムは、たとえ携帯自身の魔力残量が元から0でも所有者の状態によって自動で起動し、所有者を守る。



携帯は携帯できるから付けられた名であり、起動を続ける際には魔力による充電が必要となる。


そしてそれらだけの機能では味気ないと、ケイトが新たにゲームを作った。

それが先述したゲーム(1599ページ参照)であり、英雄と道具を用いた戦略物であった。


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