第44章 出産後
便利ツールもまた、3つある。
1つ目は居場所。
最短ルートも教えてくれる上、検索と共に起動するようイメージすると進んだ上での危険性を提示してくれ、安全性に富んだルートを提案してくれる。
初めての場所もまた何があるかを示してくれる。
店一つでも歴史などの情報を教えてくれる。
が、詐欺などをしてくるそれについては教えてくれない。
実際にされた時に教えてくれ、実際にされたという証拠を得た後に安全性を確保した上で通報を提案してくれる。
所有者の命とそれの望むものを最優先してくれる。
2つ目は勉強。
娯楽ツールのゲームで出てくる問題を解く上で必要となる知識が全て詰め込められている。
生きていく上で必要な知識であり、計算などもまたそれに含まれる。
共通語の発音など、家で使っている言語に合わせて表示される。
分野、多国語の問題が無数にあり、クリアごとにポイントが貯まっていき、協力店にてポイントに応じた景品と交換できる。
飲食店の場合、高ポイントを使用してただ飯を食べることもできる。
協力店かどうかは検索が示してくれる。
大人でも使用可能。
ゲーム形式がいい場合はそれに変換した上で実行してくれる。
相手の性格などの傾向に合わせて最良のやり方を見出し、教えてくれる。
3つ目は研鑽。
問題一つについてもどのようにして解いているか、共にやり方について意見を出し、最短かつ最高の解き方を研鑽し合っていく。
ただし、人それぞれでやりやすいと感じる感性が違うので、自分に合っているそれが出るまで解決しないこともある。
その為、書かれてある方法を一つ一つ試していき、自分に合ったものを模索する場ともなっている。
解決できない問題が日常で発生した場合もまた「どうすればよいか」という質問板を出し、意見を仰ぐ。
検索でも調べることは可能だが、互いにとって最良の方法がどれかというのを考える場を与えることが重要視されている。
早い話が、議題と解決案の提示。
意見の書き込みが解決後もでき、また別の方法があれば書き込める。