第43章 出産
フレイヤ「一応ノックしたのよ?
でもそっちのけで楽しそうに会話していたから、自然と入っていったのよ^^
ちょうど、不老不死になって生涯纏わりつくと言った所ね」
ロキ「お呼びやないっちゅうねん;」
フレイヤ「固いことはいいっこなしにしましょう?(微笑)
賢者の石については、聞かなかったことにするから」にっこり
『……;』汗
フィン(厄介事の種が…また増えた;)ずーん&頭両手で抱え←心なしか肩が落ちている
ケイト「すーすー」
フレイヤ「寝顔もそっくりね。ふふっ^^」ついっ←ケイトの頬をつつく
ロキ「おーい;つつくんやったら赤ん坊つつき?;
ケイトは今疲労困憊中や;
ゆっくり休ませたらな、明日も会話できへん;」
フレイヤ「それもそうね(微笑)
ぐったりとしていて…力も完全に抜けきっていて…
今なら簡単に連れ出せそうね」恍惚笑み
4人『!!』ピクッ!
ロキ「おいコラ、洒落でも怒るで?」
フレイヤ「ふふふっ^^
いいじゃない、少しぐらいは。
ディちゃんからは自分を連れて行ってもいいと許可をもらったのよ?」
ロキ「それは5歳のやろ。断じて今のやない」睨視
ロキと神フレイヤの間に火花が散る。
と同時に、一触即発といった空気が流れた。
僕達もまた、背後に控えていたオッタルと対峙していた。
オッタル「…」すっ←フレイヤの前に出ようとする
フレイヤ「いいわ、オッタル」さっ←腕で制する
オッタル「はっ。しかし」
フレイヤ「大丈夫よ。
そんなことをするほど、ロキは浅はかではないもの。
ね?」
ロキ「やっぱ性格悪いわ、お前」けっ
フレイヤ「あら?あなたも人のことを言えたことかしら?^^」ふふっ
ケイト(黒い…滅茶苦茶腹黒い…;)う~ん←途中から場の空気によって見た悪夢で起きたものの、完璧にタイミングを見失った人
ロキ「ちっ。食えん奴やな、ホンマ」
フレイヤ「いずれ…私もケイトに付き纏うから、安心してね^^♪」にっこり
フィン「済まないが安心はできそうにない;」
フレイヤ「神の力に目覚めたのでしょう?ケイトも…
あなたも」ちらっ←ケイトを見やった後フィンを見やる
フィン「!」瞠目
フレイヤ「ふふっ^^
ダメじゃない。そうわかりやすい反応をしたら(微笑)
ただでさえ神にはバレバレだというのに…ね?」
ロキ「…」