第43章 出産
作者『近況報告です。
9/4の13時頃に停電。9/5現在進行形(22:16)で未だ停電中。
住んでる地区(山本北)とその周辺以外は電灯が煌々とついており、復旧が未だされないままといった状態で、地区内の外の電灯も停電でまだついていないので屋内は足下も見えず危ないです。
ファミマで買った四本乾電池の充電器で携帯を充電し、更新しました。
『何故自分のいる地区の周辺と、他の地区との境目…境界線がはっきり目に見えて分かる程に…?
これは「田舎だから別に後でもいいだろう」という差別による、人為的な遅れでは…?
復旧されてる人に「まだされてないの?」と差別させるよう嫌がらせを……?』
と、考えさせられるような光景が今もありありと眼下に広がっています。
冷凍庫と冷蔵庫内の食材はほぼ全滅、関西電力の電話対応からして停電自体長引きそうです。
連日で重ね重ね済みませんが、更新は1ページとなります。
お楽しみいただければ幸いです。
長文失礼しました』
ロキ『別に気にせんでええ!ええ!
そやなあ、どうしても言うんやったら…
祝いの時に最高級の酒が飲みたいなあー?』にまにま
フィン「^^;
予約しておくよ、また次の機会にね」微笑
ロキ『よっしゃあ!!^^//』ガッツポーズ
何の為に力を得たのか…それはケイトの為だ。
その為になら、国だろうが世界だろうが敵に回す覚悟が僕にはある。
ロキ『誕生祝いでもええんやで?』
フィン「それは気が早いよ。
ただでさえ出産は体に深いダメージを残すんだ。
祝ってくれるのは嬉しいけれど、無理のない範囲で頼みたい」
ロキ『そうか…わかった!
それとな、あまり気負いなや?』
フィン「?」
ロキ『あの時ケイたんがフィンを庇ったんは、間違いやないと、うちは思っとる。
だってそうやろ?
あのままやったら、どうすればええんか混乱してそのまま共倒れになってたはずや。
信頼が強固であればあるほど、頼ってれば頼ってるほど…
その一つが崩れることは、パーティーの死を意味する。
それを事前に防げたんやからな』
フィン「………それでも…」
ロキ『?』
フィン「それでも、僕は…ケイトに、傷付いて欲しくはなかったよ」俯
ロキとの会話を思い出し、表情に陰りが差す中…
通信機からかけられた声をきっかけに、僕は我に返った。