第43章 出産
・変わったのは?
ガレス「1番目はケイト、2番目はお主、とくれば3番目しかあるまいて」
フィン「ああ、そうだね」頷&微笑
テロップ『もういつもの冷静になってしまった』
ガレス「まったく…
(ケイトが係っただけで冷静さをすぐ見失うとは…
それほどに、大切な存在になったというわけか。わしも人のことを言えんが…)
本当に、お主も変わったの。ふう」溜息
フィン「そんなに、かな?」
リヴェリア「ああ。随分と笑うようになった」
フィン「そうかい?そんなに変わった気はしないんだが…」
ガレス「うむ。
あのようにツッコミで殴るなどの騒動はせんかったじゃろう」
フィン「そこを言われると…否定しようにもできないな^^;」
ガレス「勇者にも弱みはあったというわけじゃ。ケイトという、初恋の女性がの」にまにま
リヴェリア「ふふっ。そうだな」微笑
フィン「からかうのはその辺でやめてくれないかな?;」
ガレス「からかっているのではない。事実を言うただけじゃ」
リヴェリア「ああ。その通りだ」微笑&瞑目←声色からして楽しそう
フィン「なら言わせてもらうけれど、君達もケイトが係るだけで随分と冷静さを見失っていたよね?」
リヴェリア「むっ)人のことを言えたものではないだろう?」
ガレス「それほどに大切な存在となった。それだけのことじゃ」
フィン「そうか。
なら、僕の女を取ろうとまで想わないで貰いたいな」
ガレス「お主には関係ないじゃろう」
リヴェリア「人の想い、思想は自由だ。
誰彼に制限できるものでもないし、できるのならやっている。
それを超越するほどに…私は、惹かれてしまったんだ。
他ならぬお前なら、わかるだろう?」
フィン「…はあっ…弱ったな」嘆息
ガレス「これもまた一興、人生の一種の楽しみとすればよい!^^」
フィン「そういう…問題じゃあ、無い気がするんだが^^;」←笑みが引き攣っている
リヴェリア「大いに楽しめばいい。異常事態ごと、今と言う時をな」
そうワインを飲むリヴェリアの言葉に、僕は笑みを浮かべた。
フィン「ふふっ…そうだね(微笑)
まあ、万が一にも在り得ないとは思うけれど」
ガレス「ならば不老不死になって生涯纏わりつくか?」
リヴェリア「ああ、それはいいな」
フィン「勘弁してくれ;」
痛切な叫びが、僕の喉を震わせた。