第43章 出産
・優勝者は?
ケイト「所で優勝者ってどなた?」
ロキ「勿論うちやああああ!!」
ガレス「わしと同率だったじゃろうが」ぐびっ←まだ飲んでる
リヴェリア「いつものことだ」嘆息
ロキ「で、うちが所望するんわや…
この写真、あげたる。おもろい反応してやー?」
ケイト「ん?何これ…
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
『ケイト?;』
ケイト「私…もう…死んでもいい///」ばたっ!
『ケイト!!?;』
その写真は…
フィン「…ロキ…君は、なんてものを…;」
ロキ「ええやんか!
別に変なものやないやろー?(にまにま)
一度反応見とうてなあ。げっへっへっへっ!」
『悪い笑みだ…;』
僕が制服を着た時、ロキから映写機で撮られた写真だった。
前々回の打ち上げ酒飲み勝負で優勝したロキが、自分で用意した異国の伝統衣装「制服」に着替えるよう命令。
神立ロキ学園の誕生とばかりに着せられたそれが女性用だとケイトから言われ、今になってから知った。
ケイト「私はあなたにゾッコンよ////」ぷるぷる
ティオナ「ケイト!鼻血!;鼻血すっごい出てる!!;」
ティオネ「ひどい出血よ!!;(噴水みたいね;」
アミッド「今すぐ手当を!」さっ!
ケイト「食事を!」さっ!←箸を握る
一同(ケイト以外)『それは今はしなくていい!!;』
フィン「…素のケイトは…案外、おちゃらけてたんだね」苦笑&腕組
リヴェリア「所で、ガレスは何を望む?」
ガレス「そうじゃのお…←顎に手を当てて考え込む
では、出産祝いに(行った時)3番目に抱かせてもらいたい」
フィン「!!!
…そ、それは…ケイトを、かい?;」真っ青
ガレス「赤子に決まっておろうが!」
フィン「あ、ああ…なんだ、そういうことか^^;」ほっ
とんでもない早とちりをしてしまった…;
ガレスのその言葉を聞いて心底安心した僕は、ようやく胸を撫で下ろして一息ついた。