第42章 伝説

今を楽しむことと言いたかったんだけど…わかってるのかな？；


フィン「真面目に注文してくれないかな？^^；」
ケイト「安心して！全身全霊本気！！」
フィン「うん！本気で言われても困るんだけどね！！？；」

ケイト「好きなもの注文してって言ったじゃん！！
フィンの唇を所望する！！！」きっぱり
フィン「メニューの中から選んでくれ！！」
ケイト「じゃあフィンのハグセット」
フィン「そんなものはない！！；」
ケイト「ならフィンとの触れ合いセット！」
フィン「だからない！！；」
ケイト「ならば渾身のフィンからあーんセット！！！」ビシッ！！←フィン指差す
フィン「メニューを見ろ！！！；」
ケイト「品揃えの悪い店だな！！」
フィン「馬鹿がああああ！！！！」

ごっすぅっ！！！！！


『あっはっはっはっはっはっはっ！！^^//』

脳天に勢いよく右拳骨を振り下ろす中、怒涛の水掛け論ならぬ凄まじい速度の掛け合いは大受けしたらしく…店内にどっと笑い声が響き渡った。

先程までの痛切な表情も…彼女のを聞いて涙を零した者達も皆…揃って笑っていた。


ケイト「ふふっ。
あっはっはっはっはっはっ！！^^//

やっぱりフィンのツッコミ楽しい//♪
はっはっはっはっはっ！^^//♪」にこにこ

弾んだ声で、顔を赤らめながら心底嬉しそうに笑うケイトを前に…僕は笑いながら苦言を漏らした。


フィン「ボケはその辺にしてもらえると助かるな^^；」
ケイト「えー？ボケがないとツッコミは色立たないんだよ？」にまにま

フィン「…ふぅ（肩すくめ＆溜息）

じゃあ程々にしてくれ」
ケイト「やだ！^^」

フィン「ケイト！；」
ケイト「はっはっはっはっはっ！^^//♪」

もうすぐで、子供が産まれる…

それが喜ばしく、「こいつめ！♪」と軽く額を指で小突きながら
そっと彼女のお腹を反対の手で撫でた。


ケイト「キャー。エッチ♪」
フィン「亭主だろう？！；」

ケイト「なら股間触ってもいい？」
フィン「何故そうなるんだい？；」
ケイト「触りたいから」
フィン「変態はそっちだ！；」
ケイト「何言うか！行為の時散々弄んだくせに！」
フィン「わかった！；わかったからその先は言わないでくれ！；」

ケイト「わかった」きっぱり＆真顔

フィン「…；」たらーり

聞き分けがいい時とない時の差が激しいな…；