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Unlimited【ダンまち】

第1章 出会い





ガレス「うまく使いおるな」

リヴェリア「ああ。身体能力に差があるというのに、それを感じさせない。

いい動きだ」

フィン「攻撃を捨てることで、さらに防御のレベルが上がったね」

ティオナ「くぅ~!!早く戦わせて!!><//」ぶんぶん!←素振り

ティオネ「いい!いいよおお!!やっちゃええええ!!><//」←ティオナと同じく

キャーキャー!!


ガレス「戦闘狂(アマゾネス)ははしゃぐばかりじゃの;」溜息&汗←困ったような顔で髭を撫でてる

フィン「ははっ^^;…でも…気持ちはわからなくもないかな」にや←親指の疼きが増す一方

ベート(全身の毛が逆立ってやがる…(ざわっ!)

もう、間違いようもねえ…(ぎゅっ)
こいつは雑魚じゃなく、つええ!)にやっ


拳を握りながら、目を離さず見守ってくれているのを感じる。



純粋な、力と力のぶつかり合い。


釣り合いの取れない身体能力。

圧倒的不利を、逆境を力に変えて越えていく。


冒険者なら誰もが夢見る領域(戦い)…
忘れて、失って、けれど胸の奥底で燃え続ける。

くすぶり続ける、真っ白な情熱(炎)。



それは、目の前の彼女の中にあった。

刃を交える度、回数が重なる度、強く、深く…気付けば、私の中にも感じていた。


黒い炎が消えて、真っ白な炎が…この身を焦がしていた。



間違いない…

身体が、何度も訴えかけている!(ぎりっ!)


この人といれば、共に越えていけば、私は…もっと強くなれる!!



アイズ「でやあっ!!」
がきぃん!!

フィン「アイズが攻勢に出た!」

リヴェリア「ケイトも攻勢に変わったな」

フィン「ああ、真正面からのぶつかり合いだ」うずっ


みっともなくてもいい。

どんな風に映っても構わない!


私も…前に!

超えようとするあなたを、超えたい!!

強くなりたい!!!



刃が交わり合う音が反響する。

その想いと共に繰り出した一撃が、勝敗を決めた。


死角からの左短剣の峰打ち、その攻撃は私の脇腹に当たっていた。

そして私の攻撃は…彼女の右短剣によって、確かに防がれていた――



こうして…Lvの差を超えた戦いは、ようやく幕を下ろした。


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