第42章 伝説
ケイト「確かにリューは、重婚届けに名があったけれど…
私、そんな好かれるようなことやったかな?」きょとん&首傾げ
「タラシめ…」
「天然タラシめ…!」
「タラシオブタラシ!」
『キングオブタラシ!!』
ケイト「!?;」たじっ!&ぎょっ!
男の殺意溢れる目線が集中しており、咄嗟に僕は間に入った。
その気持ちも、凄くわかる気がした…;
リュー「隣に座ってもよろしいですか?//」おず
ケイト「ん?うん!どうぞ」
リュー「失礼します」さっ
ケイト「早いね…」
リュー「報われなくても報われなくても…人に優しくできるあなたは、とても素晴らしい人格者だと…私は思います。
以前…あなたに大好きだと言われた返事をします。
私も…そんなあなたが、大好きです」微笑
ケイト「!//
重婚届けに名があったのって、それでだったんだ…」
リュー「はい//」
そう、唇が触れる5秒前ほどに近い距離へとリューがケイトへ迫る中…
アイズ「私の方が好き」
ちゅっ
横からアイズが入ってきて、ケイトの唇を奪った。
ケイト「!!//」
がががががががががっ!!
ケイト「な、何を!?//」背を壁につける
ヴェルフ「器用だな…」
リリ「椅子に座ったまま足も使わずに下がれるのですね」
ベル「アイズさん!!!?;」ガーン!!!
ウィーネ「?ベルはどうしたの?」きょとん
命「えっと…;」
春姫「何といえばいいのでしょう?;」
リリ「ベル様の初恋の人の初恋の相手がケイト様なんですよ;」
ヴェルフ「ややこしくねえか?;よく噛まねえな」
テロップ『ベルの初恋の人→アイズ
アイズの初恋の人→ケイト』
フレイヤ「ケイト…//」べったり
テロップ『どこからともなくフレイヤが現れた!
ケイトの左隣へと抱き着き、引っ付いた!!』
リリ「……全種族達成って何なんですかあああああああああああ!!!!;」
テロップ『リリの渾身の叫びが豊饒の女主人中に響き渡った』
『そうだそうだああ!!;』
テロップ『男共の叫びが虚しく響いた』
フィン「僕は一体どこに座ればいいだろう…;)←ケイトの両隣を取られてしまった人
真向かいにでもしようかな」ぼそ
「その前に消毒しないと」と思い立った。