第41章 終末との戦い
ガイア「上様(さっ)←ケイトに前に回り跪く
いえ、ケイト」
ケイト「!ガイア?」
ガイア「待っています。天界で、あなたの帰りを」
ケイト「ああ。帰るんだね」
ガイア「ええ(きっぱり)
やはり下界は汚れてます故、あなたにもお合いにはならないでしょう。
あなたに合うのは、最早…精霊王の森、もしくは精霊神の聖域しか」
ケイト「わかっている…
でも…
フィンの愛、見たでしょ?」こそこそ←左手を口の横へ付け、超小声で耳打ち
ガイア「えっ//ええ///」ぽっ
ちらちらと僕を見やりながら何やら話していた。
何故ガイアは頬を赤らめて?;
ケイト「フィンの愛情は清らかかつ盛大なんだ。
大丈夫だよ^^//
他の皆だって、いい人達ばっかりだし」
ガイア「…それは…ロキ・ファミリアはそうかもしれませんが」ごにょごにょ
ケイト「世界の大多数が穢れてるのは既に承知済みだ。
それでも決めたんだ…
皆と、生きていきたいって」
ガイア「……わかり、ました…」
ケイト「んじゃ、いってらっしゃい。またね^^」
ガイア「…はい!
いつか、また…会うその日まで」
そうして光に包まれたと同時に天に上っていき、消えていった。
ティオナ「まるで花火みたい…」
ケイト「ぷっ。確かに^^//」くすくす
精霊王「ケイトよ…ここに残る選択肢もある。
あるいは空中都市で人と共に生きるか…どうしたい?」
ケイト「…私は…皆と、一緒に生きるよ。
人として産まれてきた。扱いは、最初こそあれだったけど…
もう、昔とは…違うから」
精霊王「…そうか…たまには顔を出しにこい」
ケイト「…うん。またね、じっちゃん」
精霊王「感謝する。
我が愛しい最愛の孫よ。
我が一族を…動物を、救ってくれてありがとう」
ケイト「こちらの台詞だ。
皆のお陰で、私は…あの当時、辛い時間を乗り越えられて生きてこれたから。
今度会う時は、お腹の子を産んだ後…大じっちゃんってことになるね^^」
精霊王「はっはっはっ!そうか^^
その日を楽しみに待つとしよう。
そうじゃ。見舞いにも行くことにする。それでどうじゃ?」
ケイト「いい?」ちらっ
フィン「頷)ああ。勿論だ。
僕としても非常に喜ばしいことだからね^^」
そう話に区切りがついた頃、ようやく帰ることとなった。