第41章 終末との戦い
ロキ「兎にも角にも更新や~♪」
四つ目の魔法…
ラブ・エール
・感知魔法
・自らへ想いを寄せる存在を感知し、自身のステイタス全体へブースト効果をもたらす。
・想いの強さの分、ブースト効果に超高補正。その数の分、超高補正されたブースト効果をさらに倍加。
・魔力が無くとも死ぬまで常時発動。解呪魔法無効。
つい先程まで落ち着いていたケイトの頭が一瞬で蒸気と共に吹き飛んだ。
ケイト「いいやあああああああああああ!!!!
恥ずかしい!めちゃくちゃ恥ずかしい!!
恥ずかしい!めちゃくちゃ恥ずかしいー!!」
フィン「愛に飢えていたんだね
ケイト「削除魔法ー!!クリエイト・削除魔法ー!!」
テロップ『結果、削除できませんでした。
その上『削除不能』という追記が加えられた』
ケイト「いいやあああああああああああ!!!!;」脱兎の如く走り去っていく
その日一日…飲み会に至るまで、羞恥心のあまり悲鳴を叫び続けることになった…;
フィン「いい薬になったかな?(にこにこ)
自殺を食い止めるきっかけになってくれそうだ^^」ふふっ
リヴェリア「…見透かされているようで少々不快だが…まあいい。
本人が自らをないがしろにするよりはずっとな」ふふっ目を伏せて笑う
ガレス「それもそうじゃの。よもやダイレクトに伝わるようになろうとは…」
フィン「想いということとラブという言葉からして、愛なんだろうね。
すなわち愛の深さ分、ブースト効果が超高補正…
その人数分だけ倍加される回数が増える…といった所かな?ロキ」
ロキ「ああ。でもなあー…愛がダイレクトに伝わるって、結構嬉しさでっかいやろうけど、やっぱ気恥ずかしいんやろうなあ。
ただでさえ慣れてへんみたいやし」
フィン「いい機会だ。今後一生たくさん味わってもらわないとね^^」黒にっこり
ロキ「そこはかとなく黒いで?;
目も笑ってへんし;
まあええけど…ケイトにチューってやったりや?」
フィン「ああ。そのつもりだよ」くすり
あちらへ行ったり来たりと走り回るケイトを目に入れながら
僕達は揃って笑いながら、そんな会話をしていた。
その時、ケイトの前に再びガイアが跪いてそろそろ天界へ帰ることを伝えてきた。