第41章 終末との戦い
フィン「なるほどね…
一度世界ごと全てが滅んだ。
その更に上に、今ある世界が成り立っているというわけか……」
リヴェリア「理をそうした理由、経緯はそれか」
ケイト「ちなみにウレイオスが言うには、世界が何故元からこう(何もない状態)なのかを意識した際にその記憶を得たみたい。
霊感と同じ原理だね」
ティオナ「へー。そういう感覚的なものなんだ」
納得している最中、ロキが横から口を挟んできた。
ロキ「で?
もうすぐで夕暮れになる時間帯やけど、どないすんねん」
14時半から十数分後…
14時45分に倒し、それから1時間半ほど殴り続け…16時15分に…
その間に焦ったように神ヘルメスと【万能者(ペルセウス)】(アスフィ)が来て、土下座で謝罪し
それから今回の話し合いで、ちょうど17時になった所だった。
日の入りは19時なのだが、早くに飲み会をしたいのだろうね。
禁酒を言いつけて泣かせてしまったこともあったわけだし…;
アスフィ「今回の件、本当に申し訳ありませんでした」
ガイア「いや、ヘルメスを信じた私に落ち度がある。
あなたのようにしっかりとした人に預けておけば…」
ヘルメス「いや、だから謝っているだろう?;」汗
『……』じとー&しらー
ヘルメス「…あー;
気を付けるから、これ以降は。うん、絶対に」
ケイト「心にだけ留めておこう」
『うんうん』二度頷
ロキ「っつうわけで飲み会行くで!!」
ケイト「う、うん…//
それはそうと、ステイタスの更新お願い」
ロキ「?何や顔赤いで?」
ケイト「それは…新たな魔法のせいかな?
皆のこと…
どうあっても、無視できない領域まで来てしまった。
それほどに、大切な存在になったわけだし。
ずっとそうだった。一人としているわけないって、決め付けてた。
誰も助けてなんかくれない。危害を加える以外されるわけない。
そう思い込んでた。それまでが…そういった経験しかなかったから。
でも…そうじゃないって、やっと皆のお陰で気付いた。
でもってさ…辛いことが目白押しと言うか、それしかなかったから…
だからこそ、とっても嬉しくって…とっても…大切なんだ。
だから…魔力抜きでも、魔法抜きでも…この力を発現できたんだと思う」
左掌に集った神の力、光球を見ながらケイトは呟いた。