第41章 終末との戦い
ケイト(ウレイオス)「お前、要らんことばっかりよく覚えてるな」困り顔
ガイア「何が要らないことですか!!!!?
あなたの言葉にどれほど私が胸を撃たれたかわかりますか!?
あなたが、あなたが…好きで好きで仕方ないんですよおおおおおおお!!!!」
ロキ「な?天然タラシやろ?」
『うんうん』こくこく
ケイト「皆揃って頷くことなくない!!?;」
ガイア「そしてあなたは言いました!!
「お前のそういう地の顔(ありのままの姿)がもっと見たい//」と、微笑みかけて…//
笑っておられました!!///」ぐっ!!←拳を握り瞑目する
テロップ『まるでミーハーなファンだ』
ケイト「ま、まあともかく…無事で何よりだ」苦笑
ガイア「しかし何故…前々世は納得できますが、何故間に戦国時代を挟んで?」
ケイト「争いでは何も解決などできんということを身を持って学ぶ為だ」
ガイア「なるほど!」
ケイト「たとえ、関わらないようにしていようとも…理不尽を与える生き物だからな、人は。
安全だとわかれば、何も仕返しされないとわかれば、安全にストレス発散できると考えるような輩が数多く蔓延っている。
されると嫌なことを散々して、笑って、楽しんで…そういうことが出来る人しかいなかったよ、ヘレイオス街には」
ガイア「今世で学んだことですね」
ケイト「でも…大切な存在たりえる人が、あまりに多くできてしまった。
いずれは恐竜と同じく滅んでいく定めだというのに、な…(天を仰ぐ)
形あるものはいずれ滅びる。盛者必衰。
これすなわち世の理…何百年も先だが、我々にとってはなに…数年に過ぎん。
しかし…どうにも、関わりを持ったものには長く生きて欲しいと願ってしまうな」
ガイア「それも込みで次に受け継がれていく」
ケイト「…わかっているさ…」俯&嘆息
ロキ「ま、まあともかく…今すぐ連行なんてことせんよな?;」おず
ガイア「ああ。だが
ロキ「おっしゃ祝い酒や!!//宴やあああああ!!!^^//」拳掲げ
わっしょいわっしょいと盛り上がるロキに…神ガイアの細長の目、鋭い視線が突き刺さった。
ガイア「人の話を聞け」低い声&睨視
ピッ!!
ロキ「す、すんません…;」
右掌に集中させた白い光を剣に変え喉元につきつけるガイアに
ロキはひたすら戦慄し、両手を頭上に上げて降伏した。