第41章 終末との戦い
レフィーヤ「お、落ち着いて下さい!;
何があったんですか?;そんな険悪な雰囲気で」あわあわ
ロキ「あー、早い話…
闇が、ケイトの苦しみ足掻く様を見て楽しそうに笑っとった。
で、ケイトの精神ぶち壊しおった」
レフィーヤ「!!…え?」
ロキ「一部始終、ちゃんと見とったで?
それでも…あいつはうちに気を微塵もかけんかった。
せやから出てきて聞いたわけやしな」
フィン「勝手なことを!!」
ロキ「フィン」
フィン「!」
ロキ「落ち着き。
そないに乱されとったら…あいつの思う壺やで」
フィン「……」ぎゅっ←握り締めたままの拳をより強く握り、震わせる
ロキ「本当は…お前やってわかっとるんやろ?」
フィン「ぎりっ!)……」
ロキ「んー…まあ、何や…自分を責めんときや?」ぽんっ←肩に手を置く
フィン「何を責めるなと言うんだ!?」←手を振り払う
次第に息が荒れる中、ロキは静かに僕の双眸を見つめて言った。
ロキ「あんなあ、フィン。
気持ちはわかる。でもなあ…
お前に、うちに…あの時のケイトに、一体何ができた?」
フィン「!!」
ロキ「どないしても、あれはどうにもしようがなかった。
それに変わりはないやろ?
お前の美点は何や?」
フィン「…今、何の関係が
ロキ「お前の、「一番の武器」は何や?フィン」
フィン「………」
ロキ「状況…よく見いや?
うちやって、死ぬほど腹立っとるんやからな」開眼&ずいっ←フィンへ間近に顔を迫る
こつん!←フィンの額を右人差し指でデコピンする
フィン「……はあっ…本当に、君は食わせ物だね」肩すくめ&嘆息&瞑目
ロキ「はっはっはっ!うちを食ったら生涯腹壊すで?」にまにま
フィン「お断りするよ」
ロキ「で?まーだ答え聞いてへんで?
フィン、お前の「一番の武器」は何や?」
フィン「…頭の切れ、冷静さだろう?」
ロキ「頷)ん!
で、それを鈍らせんのは?」
フィン「…怒り」
ロキ「わかっとんやったらシャキッとせい!」ぺしっ!←背を叩く
フィン「ああ…反撃の為に、だろう?」
ロキ「そうや!
取り乱すんもわかる。お前の想いも知っとる。
でもな、黙ったままやられ放題なんてうちが許さんからな!」
フィン「ご随意に」苦笑
闇への反撃の為、まずは「ケイトの精神治療を進めること」を最優先にした。