第40章 果てのない悪意(闇)
フィン「まあ…何にせよ、環境が違うから違った見方を取れる。
違った側面、つまり捉え方次第で内容はこうまで変わる。
そう伝えたかったんだと、僕は思うよ。君の言う神様の望むことはね。
こんなことはいくらでもある。僕自身、そういう目に遭ってきた。
でも…だからこそ、得られたものがあると信じている。君とかね^^」
ケイト「!!」
フィン「だから…何も怒ることなどない。
怒りがあるのなら、憎しみがそれほどに深いのなら…僕が付き合おう」
ケイト「……ありがとう」
フィン「いつでも分けてくれ。君の心の平穏の為にもね」なで←頭頂部を撫でる
ケイト「でも…どうして、そんなにしてくれるの?」
フィン「僕自身、何度も君という存在に救われてきたからさ」
ケイト「何で…?」
フィン「ん?」
ケイト「…どうして、救われたの?」
フィン「それは…^^//」くす
ケイト「?」
フィン「君ほどに純粋に誰かを想って動いてくれる人とは…僕自身、出会った試しがないからさ」肩すくめ嘆息←瞑目し笑いながら言い放つ
ケイト「本当!?//」ぱあっ!&キラキラ
フィン「ああ(微笑&頷)
(本当に…純粋過ぎる」くす
微笑み嬉しそうに顔色を輝かせるケイトに、僕は笑って撫でるばかりだった。
ケイト「やったやったー!!^^//」万歳
フィン「本当に精神年齢が8歳で止まってるんじゃないのかい?^^//」くすくす
ずごすっ!
次の瞬間、大岩の可視化された精神的ダメージがケイトの脳天に落ちてきた。
ケイト「…そ、そんなことはないよ?
だって…ちゃんと、他の人には見せないようにしてるし、信頼できる人だって感付いた人にしか…;」あわあわ
フィン「ンー…確かにそうなんだけれどね?
君は利益不利益に関わらず助けるし」
どすっ
フィン「おっちょこちょいだし」
どすっ
フィン「肝心な所で抜けてる所が多いし」
どすすっ
フィン「煽り耐性はないし」
どすすっ
フィン「人の為となる行為しか取らないし」
どすすっ!
フィン「そういう時しか動かないし」
どすすっ!!
フィン「自分の為には一切動かないし」
どすすすっ!!
フィン「お人好しの大馬鹿だし、はああっ」嘆息&腕組
どずずずっ!!!
ちーん…
テロップ『ケイトのHPは既に0だ!
ケイトは沈黙したまま地に伏した!!』