第40章 果てのない悪意(闇)
「魔法は種族により素質として備わる先天系と、神の恩恵ファルナにより芽吹く後天系の2つがあり、後天系の魔法は言わば自己実現である。
何に興味を持ち、認め、憎み、憧れ、嘆き、崇め、誓い、渇望するか、引き金は常に自分の中にある」
そのフレイヤからの言葉に、自分一人だけの魔法が生み出されるのかと私は高揚した。
ロキから開くのはホームのベッドに戻った後にしてくれと懇願され、私とフィンの部屋に瞬間移動で移動してベッドに座った。
ケイト「うーん…
さっきから魔力で読み取ってるけど複製できない;
やっぱり開かないと発現しないように、効果もまたわからないままか…;
魔導と神秘を持っているから、クリエイトで読み取りながらにしよう!よし!!
覚悟は決めた!」
ぱらっ
覚悟を決めて本を開けた所、何も変化は…
ぐにゃ
!?何で文字が歪んで…
というか、あれ?これって一体…何語、な…んだ……?