第39章 闇を打ち払うもの
ケイト「すーすー。
フィンんんん、めっ。ふふふふふっ」にやにや
ティオナ「どういう夢を見てるんだろう?」
アイズ「ピコーン!!)あ…」はっ!
ティオナ「どうしたの?アイズ」
アイズ「過去を映す水晶」
『あー!』
ティオネ「その手があったわね!
団長と一体何が…」
だが…その様子は言うまでもなく……
イチャイチャチュッチュッ
『…………』
幼い姿の僕とひたすらいちゃいちゃし合っている光景だった。
ティオネ「よくも私の団長と!!・・」ぎりっ!!
フィン「重ねて言うが君のじゃない;」瞑目&嘆息
ケイト『フィンんんきゃーい^^///♪』すりすり←夢の中で頬ずり
アイズ「………やっぱり一番好きなのはフィンなんだよね?;」
ティオナ「うん…なんか、虚しい…;」しょぼん←寂しそう
リヴェリア「そうだな…」瞑目&腕組&嘆息
そう声がかかる最中、その念を受けてか…夢の光景は変わった。
ケイト『う?』ぎしぎし
左腕と右腕がベッドに大の字になるよう縛り付けられている。
真っ暗闇の中、ろうそくが怪しく揺れる。
ティオナ&リヴェリア&アイズ『一番好きになあれえええええ』黒
ケイト「ぎゃぴいいいいいいいい・・;;」がばっ!←飛び起きた
周囲『!!?;』
突如泣きながら飛び起きるケイトに、僕達は驚くばかりで…
ケイト「ぎゃぴゃああああああああ;;」いやいや
ティオナ「どうしたの一体!?;
悪い夢でも見たの!?;」
ケイト「ぎゃみゃああああああああ;;;」じたばた
必死に三人から離れようとする光景に、僕はあることが気になっていた。
フィン「お腹の子は大丈夫かな…?;」
ロキ「うちの心配も少しぐらいしいや!!;」←ズタボロ
精霊王「じゃから治してやっとるじゃろうに(嘆息)←ロキに光魔法をかけて治し中
それとフィンよ」
フィン「?」
精霊王「お腹の子については問題ない。
姿形は見えずとも、きちんと守れておる。ケイトの結界を信じよ。
それと…お主が抱き締めにいかんでどうやって落ち着かせる気じゃ?」
ケイト「ぎゃぴゃああああ;;」号泣
フィン「…そうだね。行ってくるよ」
落ち着きを取り戻すまで数分かかり、次の日に日付が変わった頃には元の姿に戻っていた。
お腹の子も無事だったようで何よりだ。