第39章 闇を打ち払うもの
フィン「殺す!」
じゃきっ!!!
精霊王「落ち着かんか!!;
この独占欲丸出しめええ!!;」
フィン「黙れ変態め!!!」
ギャーギャー!!
ガレス「…フィンも…一人の男じゃのお」しみじみ&遠い目
リヴェリア「ああ。
ケイトのこととなると、どうにも冷静でいられないらしい。
私も人のことを言えた義理ではないが…」
槍をひたすらに振り回す最中、二人がそう会話していたことなど耳に入らなかった。
いや、耳に入ってもなお…頭には入っては来なかっただろう。
で…その日、一晩だけ預けることにした。ロキに。
ロキ「かわええなああかわええなあ//
よしよしよしよし♪ん~まっん~まっ」
ケイト「やああっ!!;」
何やら頭の中まで幼児化しているようにも見える;
頭を撫で、抱き締め、頬へキスを落とすロキにじたばたと必死に抵抗していた。
言葉まで幼くなっているように見える;
ロキ「かわええ、ほんまかわええええ♪よしよしよしよしん~まっ♪ん~まっ」
ケイト「ふー!!・・」ばちぃん!!!←右手でビンタ
ロキ「いだぁっ!!;
もうちょっとだけ」
ケイト「ふー!!!!・・」
ロキ「お?威嚇のつもりなんか?(にまにま)
ホンマかわええええ^^///♪」すりすり
ケイト「ふしゃああああ!!」ばちぃーん!!!
ティオナ「ケイトが怒った!;」
アイズ「落ち着いて!;」
ケイト「うおおおおん!!」←龍人化を目に見える形で発動
『ドラゴニュートはダメ!!;ドラゴニュートだけはダメ!!;』
ケイト「あーい^^♪(きゃっきゃっ)
げっへっへっ。きゃっはあああああ」←大はしゃぎ
『どこの世紀末!?;』
ロキから頬ずりされて白い龍と化すケイトに、黙って見ているこちらまで冷や汗が止まらなかった。
そしてロキは…いつも通りズタボロに…
いいぞ、もっとやれ!
テロップ『フィンはとっくに正気では無くなっていた!!』