第39章 闇を打ち払うもの
その頃の皆…
ティオネ「?…騒がしいわね」
ティオナ「なんか精霊王が来てるらしいよ?」
アイズ「…行ってくる」
レフィーヤ「え?!;でも大事な話しだったら
アイズ「ケイトだったら、大丈夫」キラン
ティオナ「まあ確かに滅多なことじゃ怒んないよね」
ティオネ「それもそうね。行きましょ」
レフィーヤ「ええ!!?;
で、でもお邪魔したら悪いんじゃ」あわあわ
ティオネ「固いこと言わないの」ぐいぐいっ
ティオナ「GOGOGOー!!」ぐいぐいっ
レフィーヤの両脇に左右で挟みながら抱え込んで持ち上げ、強引に引きずっていった。
レフィーヤ「なんか皆さん影響受けてますよね!!?;ケイトさんの!」
アイズ「行こう!!」キラン!
レフィーヤ「目の色変わってますよアイズさん!!><;」汗
そうして辿り着いたフィンの私室では…
精霊王とケイトが奇妙かつ変なやり取りを繰り広げており、他の4人は見守るばかりだった。
ケイト「でもうざい、やかましい、うっとおしい」
精霊王「うおわあああああああああああああああああああああああああ;;;;」
ケイト「略して、DYU!」
フィン「UYUじゃないのかい?;」
精霊王「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ;;;;;;」
ケイトにいいようにあしらわれる精霊王、それも滝のように涙する姿を見て…
出会った当時の威厳あるそれさえも欠片もない有様に、唖然としているようにも見えた。
まあ…私の私見でも、威厳ある王のように見えたからな。
ティオナ「何あれ…;」
ティオネ「さあ?;」
レフィーヤ「何でしょうね?;」
アイズ「………孫と祖父?;」汗&じと目←顎に手を当てつつ考え込んでる
それ以外形容のしようがないだろうな…;
そう言い切れるほどの、和らいだ空間だった。