第39章 闇を打ち払うもの

精霊王「もうわし死ぬううううう；；；」

フィン「…放っといていいのかい？」

ケイト「大丈夫大丈夫。死ぬ死ぬ詐欺だから。

昔の時はよく引っかかったんだよね。
あれ、全然死ぬ気ないから大丈夫」

ロキ「ついにあれ呼ばわりか…；」
精霊王「ケイドおおおおおおおお；；」しくしく

ケイト「あれと言うより馬鹿」
精霊王「おろろおおおおおおん；；」ぼろぼろ←未だ跪き両手を地面につき中

ケイト「でも好き」
精霊王「ぱああ）///」キラキラ←ケイトを見つめながら目を輝かせる

ケイト「やっぱり嫌い」ふいっ←顔を逸らす
精霊王「ノオオオオオオオオオオオオオオオオオオ！！！」←頭を抱えながら再び地に伏す

その場に跪いたまま慟哭する精霊王に対し…


ケイト「…あれ？…なんか楽しい♪」にこにこ
精霊王「楽しさに目覚めるなあああ！！；Sに目覚めるなあああ！！！；」慟哭

フィン「ンー…ケイトによく似てるなあ。

反応で遊びやすい所が、特に^^」くすくす

リヴェリア「本当にな」ふっ＆瞑目

ガレス「見ていて飽きんわい^^」くっくっ

ロキ「似た者祖父孫やったんやな」
精霊王「フィンよおおお！！！」ぐわしっ！！←フィンに再び両肩を両手で掴みながら詰め寄る
キーン！！！←周囲の鼓膜が破けかけた

フィン「！な、なんだい？；」たじっ←表情が引き攣っている

精霊王「お前がドSだから悪いんじゃあああ！！；
影響を受けてしもうとるではないかあああああ！！！；」

フィン「いや、そう言われても；」たじたじ←両手で制しつつ後ろへ引いていく
精霊王「お前のせいじゃ！お前のせいじゃああ！！（ゆさゆさ）

ドSを戻せえええええええええええええええ；；；；；；」どばああああああああ
テロップ『落ち着け』

滝のように鼻水と涙を流し顔を詰め寄らせて叫ぶ精霊王に、フィンは苦笑しながら落ち着くよう促し

その中でも嫌いだ好きだとケイトは言い続け、精霊王はそれにコロコロと表情を変え…


振り回されていた。



ロキ「親馬鹿ならぬ祖父馬鹿か」

リヴェリア「煩悩がない分、清浄なものだったわけか」

ガレス「どちらもよく似とるのお」

ケイト「あっはっはっ^^
やっぱりじっちゃん大好き！//♪」ハグッ！
精霊王「もうわし死んでもいいいいいい！！；；」ぼろぼろ号泣
『どっちにしろ死ぬんかい！！；』汗