• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第38章 お手伝い





最初こそ空中都市の下となる異空間は精霊王の森の上に位置しており
生えていた場所の土を拝借し、伐採した木に影響がないか調べていたそうだ。

そしてオラリオの方に移動させたとしても異空間内だったこともあって空気は変わらず清浄だった為、新婚旅行での移動に伴って共にオラリオへ。


実験として…精霊王の森以外の土を少しだけ加えてみると明らかに弱り切った為、即座にやめたという。

たとえ中に入れるとしても、清浄なものとなるほどに浄化し切った後でなければ穢れが移ってしまうそうだ。



彼女がしたことを簡単に纏めると…

異空間に伐採した木々を根っこごと、一番深いので地上から20m程の深さだった為、地上20mに値する土ごと移動。
復元で土を元通りに戻す。

伐採した木々の各々の環境に合わせて全く同じになるよう土地ごとクリエイトでコピー、前までと同じ環境として異空間内に設置。

といった所だろう。



後日(6月1日)、戦い(1338~1343ページ参照)を終え、朝御飯を食べ終えた後

僕とケイトの家を作ったということを皆に明かし、アイズ達が覗きに来ていた。


ケイト「玄関から正面にあたる階段を上がっていく途中、左横にある小さな収納は中2階への隠し通路。

パルゥムのみしか通り抜けできんよ」にまにま←入ってから振り返り、アイズ達へ目を向けて言った

アイズ「……」しゅーん←今にも泣きだしそうな顔で沈み込んでいる

一緒に行けないことがとても悲しい、目に見えて伝わってくるよ。

まあ、ケイトの場合より強く感じるから罪悪感もひとしおなんだろうけれど…


ケイト「……;(罪悪感がヒシヒシと…;)

小さくなあれ」ぽぉっ←クリエイトの魔力で皆を覆う
ぽんっ←皆を小人族並みに小さくする

アイズ「!」
ケイト「行こ//」照れ臭そうにそっぽ向きつつ右手を差し出す

アイズ「ぱああっ!!)うん!///」キラキラ

互いに手を取り合い、余す所なく探検をしたという…


お互い、思う存分楽しんだそうだ……


/ 5284ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp