第38章 お手伝い
ケイト「ふっふっふっ。
おまけに暖炉の傍には刀隠しもある!!
非常時にタペストリーの近くの壁のある一角の端を押すとテコの原理でもう片方が持ち上がり、中の空洞に予め納めておいた刀を取り出すことが
フィン「武器を装備してない時の交戦に備えてか」
ケイト「そしてタペストリーの裏側にある抜け穴から隠し通路へ!そこから外へ!!
と言っても、タペストリーは暖炉の上にあるから登らなきゃだけどね」
フィン「へえ。面白い仕掛けだね」
ケイト「暖炉のある一角(右手前端)を奥に押すと、このように開くどんでん返しもあるぞ!!
秘密の隠し部屋だ!」
フィン「へえ。いつでも意図しない場所へ行けるのか」
ケイト「2階3階の床や壁には覗き穴もあって外や下の様子を窺える!!」
フィン「中々に興味深いね」
ケイト「さらに!1階から2階の間にある収納場所から中2階という新たな隠し部屋へ行けるのだ!!」
フィン「うずっ!)…//」
ケイト「さあ!童心に帰ろう!!
そして共に心行くまで楽しもう!!!」ぐっ!!
フィン「中2階は見張り…
ケイト「行動早いよ!;」
テロップ『フィンは興味津々だった!』
フィン「そして煙突より裏側は吹き抜けとなっているのか」
ケイト「うん!」
詳細は画像参照。
2階にて
ケイト「でっかい風呂!」
フィン「1階にもあるのにかい?」
ケイト「そうだよ!子供部屋もあるんだ」
フィン「なるほど、子供部屋から行けるんだね。中2階には」
ケイト「うん!早々気付けん仕掛けにしている!
家の者の魔力でなければ開かんようにしてるし」にや
フィン「相も変わらずえげつないなあ^^;
…襲撃を前提とした上で作られているんだね」
趣味ではなかったのか…
まるで、極東で言う所の忍者屋敷のようだ。
そう感想を零すと、それも参考にしながら作ったとのことだった。