第38章 お手伝い
その日の晩…
二人で暮らす家について、共に話し合いながら作っていった。
ケイト「できたあああ!!」
フィン「夜の時間のほとんどが潰れたね;」
ケイト「異空間で保存してるからね。
伐採した木々は」
精霊王の森、そこは清浄な地であり
と同時に穢れを寄せ付けない異空間でもあった。
その性質を利用して、聖域としてあり続けるよう結界も張ってより強固にしたものが完成したようだ。
ケイト「兎にも角にも、雲の家完成!」
晩御飯時、色々と荒れていたのを思い出す。
ケイト「階段の隣に滑り台!登り棒設置!!好きな階で止まれる!!
そう…その目的はただ一つ!!(キラーン!!)
「非常事態発生!非常事態発生!!
各員、1階に至急集まれ!!」
伝声管での伝達が渡った次の瞬間、上り棒で一瞬で床まで降りる。
滑り台でより加速しながら1階へ!!
そう!!これぞ戦隊ものに欠かせない必須アイテム!!」
周囲『全部却下で』
ケイト「やだよ!!!死んでも外さないからね!!!?
なんか擽られない!!?こう、心をさ!!」
周囲『全然』きっぱり
テロップ『周囲は白け切っている!』
フィン(…僕は悪くないとは思うが…)
ケイト「何故にじと目!?;
もっとこう…もっと…もっと熱く行こうよ!!!」
周囲『どこ向かってんだ!!!』
結構反対を受けた覚えがある。
テロップ『完成した家のイメージ像に関しては、作者プロフィールのホームページ参照』
1階地点で紹介をし出した。
ケイト「おまけになんと3階建て!!
そして吹き抜け!階の床近くに登り棒設置してるから好きな階で足をかけて止まれる!!」
後に、子供達は興奮冷めやらぬ様子で毎日大はしゃぎした。
ケイト「揺り籠ならぬ、揺りブランコ?」
フィン「三人揃って掛けれるぐらいの大きな籠に似た形状のそれをブランコのようにしたのか…」