第38章 お手伝い
フィン「なるほどね。
最大速度はいくらなんだい?聞きそびれていたけれど」
ケイト「時速500kmまでだよ」
『!!!!?』
ケイト「ただし、迷宮での使用は厳禁ってことにしてる。
どうしても命に係わる緊急時以外はね」
フィン「ああ。それがいい。
そんな速度でぶつかられては…いや、だからこその安全措置か。
乗った瞬間からボードも込みで、どんな衝撃も吸収する結界に覆われるんだったね」
ケイト「うん。
建設面について、他にも具体的に説明すると…
水路の円の直径は20.5m、円周は64.37m。
中心地側からエリアの端まで430m、それが8つ。
でもって間に30cm空けてさえおけば軽く飛んで飛び移れるし。好きな地点で飛び降りれる。
だから円の中でも使う長さは64.37m-1.2m=63.17m
直線部分のは1つにつき430m×8つ=3440m
水路全体長さ3503.17m=3.50317km
水路全体幅10m=0.010km
中心地から外壁までの長さは460m(画像では1000倍縮尺の為46mm)
×4つ=1840m=1.84km
中心地外壁直径170mだから外周は533.8m=0.5338km
2.3738km×0.010km=0.023738km2
壁内面積3.7794km2
中心地面積0.017671km2
水路面積0.0350317km2
外壁以外の壁面積0.023738km2
全体敷地面積3.6499803km2
1エリア毎面積0.925739825km2
って感じでどう?あ、ため池は省いてるけど」
フィン「ああ。いいと思うよ。
だが移動用水路は…上に板を乗せて水流で動かすとして、速度をどうするかだね」
ケイト「うん。
でもバスや列車は…水路が全体に行き渡るように設置されてあるから走れないね;巻き込んじゃう。
さっき言ってた移動用ポータルぐらいかな?」
フィン「材質にもこだわらないといけないね。
元気な子が飛び跳ねる可能性だってあるし、全て1つとして繋がっているから、どうあっても揺れないようにしないと。
衝撃吸収の付与で全て相殺するという形でどうだい?」
ケイト「それがいいと思う」
とんとん拍子に話が進んでいく中、着々と話が進んでいった。
東エリアに僕達の家を作る予定で、設計図を描き上げている所らしい。