第38章 お手伝い
ケイト「入国した者全てに1人1つずつ無料で配る気だったのに!;」
アスフィ「そんなことをしてしまえば破産してしまいますよ?;」
ケイト「大丈夫!材料費はタダみたいなもんだし!
第一に、イメージ固めて反芻し、クリエイトを発動して魔力から作り出す際に《神秘》によって支えてこれが完成したんだ!!
手間暇0!後はコピー魔法で数を増やすだけ!!」
アスフィ「何故神秘を魔法に…;」
ケイト「とりあえず、せめてエリア内の移動はタダにしよう」
そして初回入場料金から4950ヴァリス引いた金額が次回入場料金となる。
次回入場料金(スカイボード配布無し)
0歳から4歳、0ヴァリス
5歳から14歳、50ヴァリス
15歳から59歳、100ヴァリス
60歳以上、80ヴァリス
*神も年齢に応じて含める
スティックを見せてボードとして起動するだけで割引され、上記の値段となる。
ただし一度来たことがある場合、係の人のスティックに触れた時点で警告音が鳴る為、すぐわかる。
そもそもスティックを保有することは契約を結ぶのと同定義の為、契約は単一とのものであり複数とはできないという規定から。
個人に複数持たせない為でもある。コレクション等の目的で転売させない為。
スティックを忘れてきた場合、住所があまりに遠い場合は一時貸出が許可され、適正な価格を払って入場。
遠過ぎない場合はどうしたいか意向を尋ね、使用する気がないならそのまま適正な価格を払って入場。
使用する気があるのなら係の人が家の近くまで送ってくれる。
そして免許がない場合、再び係の人が乗せて駅まで移動し、適正な価格を払って入場。
ある場合は共に駅まで移動し、適正な価格を払って入場。
といったように…色々と面倒なので、スティックを忘れるということ自体が敬遠されがちになった。