第38章 お手伝い
リヴェリア「本当に変わったな…恋をすれば人は変わるというが…
以前よりも遥かに生き生きとしている」
フィン「…悩んでも仕方ないとわかったからね。
どう在っても受け入れると言ってくれる存在がいる」
『ケイトだな』
フィン「ああ…
だから…人工物ではなく、本物の英雄…それすらをも超えた存在になるよ。
どれだけみっともなくとも、大変でも…僕は彼女に恥じない存在になりたい。
人という身でありながら英雄を超えた、神という存在に。
ケイトはきっと、小人族の体のまま神に至るだろう。
親指の疼きが何度も訴えかけてくるんだ。このままでは置いていかれるぞ、とね。
傍に感じていたい、温もりを傍に感じたい…ケイトのそれは、今までになかったからこそのものだ。
だから…それを当然のように僕達へ与えてくれる馬鹿(ケイト)に、これが普通だと教えてやりたいんだ」
『…』だーー(号泣)
フィン「あー…何で君達が泣くんだい?^^;」汗
ティオナ「いや…だって…ね?;
ケイトからすればなかったことだろうから、きっと嬉しいだろうなって;;」ぼろぼろ
アイズ「うん…きっと、とても喜ぶと思う」
フィン「はははっ。
その想いについては既に伝えてあるよ。
たとえ姿形が変わろうと、何になろうと…僕は彼女を全て受け入れるし間違えば止める。
それが夫である僕の責務だし、人生の全てを捧げてでもこの愛を注ぎ込み続ける。
彼女を失うぐらいなら…世界が滅んだ方がずっといいからね^^」
ティオナ「うわあ。惚気切ってる」汗
ティオネ「団長素敵です!//
私の目に狂いはなかったわ!是非愛人に
フィン「それは今後絶対に取らない。だから諦めてくれ」瞑目
ティオネ「そ、そんなああっ;;」泣
ティオナ「あのさあ;立ち入る隙間さえもないの分かり切ってるんだからいい加減学習しなよ;」
ティオネ「学習してやめれるならとっくにやめてんのよ!!
やめれないほど愛が深いのよ!察しなさい!!」
ティオナ「うん…まあフィンの幸せを第一にできるようになっただけマシかな?;」
フィン「ああ、そうだね^^;」
アイズ「私は一生諦めない!」ふんすっ!
ガレス「お主も頑固じゃの;」じと目
リヴェリア「どちらも言って聞く相手ではないからな、ケイトとは違って」苦笑
その後…ケイトから来たメールで、僕は奮起一番仕事に専念した。