第38章 お手伝い
ケイト「フィン、悪いけれど今日ヘルメス・ファミリアの所に泊まる!」
『『!!?;』』
ケイト「今日1日お礼に仕事手伝う!
私の心を救ってくれた!この恩義は返さなければ気が済まない!!」
アスフィ「い、いえ…気にするほどのことでは;」汗&唖然
ケイト「私がしたい!だからする!!そもそもアスフィお姉ちゃん疲れてるじゃん!!
過労寸前だし!はい決まり!!」
アスフィ「……あなたという人は…本当に、困った人ですね^^//」ふふっ
ケイト「ん?何で困ってるのに嬉しそうなの?」きょとん
「気にするほどのことではありません」とアスフィお姉ちゃんから上機嫌そうに笑いかけられた。
ケイト「その、フィンの所は大丈夫?」
フィン『あ、ああ。
今しなければいけない仕事はない。安心してくれ』微笑←嘘
そうして泊まり込みの許可をもらった上で、私は通信を切った。
その頃、ロキ・ファミリアのホーム、黄昏の館の執務室にいるフィンは…
すぐ傍に居た為、聞こえていた三人に目を向けた。
フィン「…というわけで、今日は帰ってこないそうだ」
ロキ「まったくケイトと来たらホンマに…アホやなあ(しみじみ嘆息)
まあ…せやからええんやけど」くす
ガレス「そうじゃな」
リヴェリア「ああ。そういう馬鹿な所があってこそだろう」
フィン「だから散々いいように付け入られてきたんじゃないか、はあ」嘆息
リヴェリア「それよりも、私の目にはお前の仕事の手がずっと止まっているように見えるのだが?」
フィン「それより、皆にも伝えないとね」
そう椅子から立ち上がって移動し、同じく仕事に取り込む皆に聞くよう伝え、目が集まってから言い放った。
ケイトが一日、ヘルメス・ファミリアのホームで過ごすことを。