第38章 お手伝い
ケイト「!どこに希望が」
フィン「僕達さ…
僕達は、君を信じている。これは希望にはなり得ないかい?」
ケイト「なるよ」真剣&きっぱり
フィン「はははっ。そう言うと思ったよ^^//
いいかい?
君自身を信じるんだ。僕達が信じる君を。
そうすれば、今までにない力を引き出せるはずだ」
ケイト「そんな簡単な話じゃないはずなんだけどなあ^^;」
フィン「だが…
それは、これまでのことが証明しているだろう?」
ケイト「うん…わかった」微笑
フィン「もし…たとえ倒せなかったとしても、僕達はその結果に身を委ねるよ」
リヴェリア「!フィン!!」
フィン「済まない。だが決めたんだ。
闇が望む世界消滅を止めれるのはケイトだけ、だがケイト一人に責を全て背負わせるのは間違ってる。
唯一闇を打ち倒せる『希望』があるとすれば、それはケイト。君だ」
ケイト「…うん」
フィン「神の力には、神の力でしか対抗できない。
ブランシェが神の力を解放した君を倒せなかったようにね。
結局は…君に任せる外ないのが歯がゆい所ではあるけれど…」
ケイト「…任せて。
信じてくれるのなら、より頑張れる!」ぐっ!←拳を握る
フィン「ああ。その意気だ」微笑
ガレス「……わしらにできるのは、信じることのみか」
リヴェリア「…それが力になるというのなら、しないわけにはいかないな」微笑
ベート「で?肝心の闇とやらの封印はいつ解けんだ?
倒し切れねえで封印したんだろ?」
ケイト「……6月の初旬と中旬の境目か?」
ティオナ「あともうすぐじゃない!!;6月1日だよね、今日!;」
ケイト「少なくとも、あと1週間か…それを切った所?というのは間違いない」
フィン「…済まない…
世界の命運を君一人の肩にかけてしまって」
ベート「悪いのはてめえの不始末をどうにかできなかった始祖神だろうが。申し訳なさそうにしてんじゃねえよ」
フィン「いや…
直接力になれないことが申し訳なくてね」
レフィーヤ「それを言うなら私達もです」
アイズ「…ブランシェの時…なれなかった」
ケイト「えっと…でも…
その気持ち、知れて、とっても嬉しい。
だから…ありがとう。ごめんは要らない」
フィン「…はあっ…頼んだよ」ぽんっ
ケイト「ん!頑張る!」ぎゅっ!
抱き締める中…フィンは静かに抱き返した。