第38章 お手伝い
レフィーヤ「私…知りませんでした」俯
アイズ「レフィーヤ?」
レフィーヤ「それほどに悩んで…
それほど、人という存在全てを憎むまで苦しんでいたなんて……
同い年なのに…私は、そんなこと言われるまで知りませんでしたし」しゅんっ
アイズ「……大丈夫だよ…」なで
レフィーヤ「!え?」顔上げる
アイズ「…ケイトは…私達のこと、大好きだって言ってたから。
何度でも言うって言ってくれてたから(微笑)
だから…私は打ち明けられた」
レフィーヤ「…あ…アイズさんっ」ぶわっ
ティオナ「あー!またアイズ、レフィーヤを泣かせてるー!」
フィン「そっとしておいてやってくれないかな?ティオナ^^;」
そしてレフィーヤの頭を撫でるアイズを放置し、その光景を見守っていた。
リヴェリア「やれやれ…(嘆息)
大事に想うというのも、人によって形は異なるものだな」
フィン「…そうだね(微笑)
でも、だからこそ救われることもある。
僕やアイズみたいにね^^」くすり
リヴェリア「そうだな…
あれは良くも悪くも純粋過ぎる。
今朝方やめるよう言ったが、恐らく…
好きという想いがはち切れたら、狂ったように叫びながら抱き締めてくるのだろうな^^//」ふふっ
フィン「随分と嬉しそうだね…
まあ、僕としても心待ちにして楽しんでいるわけだけど^^」くすくす
ガレス「そう言えば飛び付かれたの」
ベート「尻尾ばかり触りやがって」けっ
アキ「その割に気持ちよさそうにブラッシングされてたじゃない」
ベート「ああ!?黙れ!!」
アキ「はいはい、ツンデレテンプレいただきましたー」瞑目&手の甲でしっしっ
ベート「あ!!?・・;」汗
随分と軽くあしらわれるようになったね、ベートは。
そう考えながら苦笑交じりにそのやり取りを見守る中、ラウルがケイトのことであることを言い出した。