第38章 お手伝い
オッタル「この天然タラシがあああああ!!!」
ケイト「タラシって何!!?;」
オッタル「自覚がないのか貴様ああああ!!」激怒
ケイト「何かよくわかんないけどごめんなさいいいい!!;」
凄まじい勢いで詰め寄られ、なおかつ怒涛の如く繰り広げられ続ける大剣の斬りかかりと剣幕に押されて謝る中、私は必死に応戦し続けた。
色んな意味で修業になったとだけ言っておこう。
その頃、黄昏の館では例の悪態(1323ページ参照)について詳細が全て明かされた所だった。
ティオナ「わー…結構言えるようになったね!」
ティオネ「確かに…天と地ほどですね」
レフィーヤ「でも…私達に出会うまでは、一人もいなかったんですよね?」
アイズ「一人もじゃないよ。
愛してくれる人も、心配してくれる人も、受け入れてくれる人まで数人程度だっただけ…
ただ…それ以上に悪人だと決め付けたり否定する人達が多過ぎたから、そうなっちゃったんだと思う」
フィン「…そうだね。
経験の数で言えば後者のそれが圧倒的に多かっただろう」
ロキ「まあ何にせよ、あれは『気付いたら抱え込んでた闇を吐き出してた』って感じやったで。
後で申し訳なさそうに謝っとったけど、それでも傷付けたないいうスタンスは変わらんやろうな」
ティオナ「スタンスって何?」
ロキ「姿勢って意味や」
ガレス「わしらも追い付かんといけないじゃろうな」
リヴェリア「ああ。
自然と頼れる存在になりたいが、どういう形がいいのか曖昧だ」
フィン「そこは僕達という形でいいと思うよ。
彼女はありのままというものを好むし、僕達としてもそちらの方が楽に構えられる。
言い出したくなるまで待つ。寄り添う。それぐらいかな?」
ロキ「先は長いなあー;」
フィン「長くても待つさ。言い出したくなるその時までね」微笑
ティオネ「団長おおお!!///
素敵です!!///きゃああああ!!><////」悶&くねくね
ティオナ「我が姉ながら…チョロイ;」