第37章 アイズの気持ち
ティオネ「こういう時は鬱憤晴らしよ。
鍛練場で全力をぶつけてきなさい!
遠慮なしでこないとぶっ飛ばすからね!!」ばしっ!←軽くティオナとは反対側の肩を叩く
ケイト「あり…がと;
(少しだけ…
ほんの少しだけ、御飯がしょっぱく感じた(ぐす)
でも…とても、温かかった」ぽろぽろ
箸を持ったままケイトの双眸から涙が零れ落ちていく中
向かいの席にいた僕は、そっとその頭(前頭部)をいつものように右手で優しく撫でた。
ティオナ「ちょっとティオネ;もうちょっとこう言葉を;」
ティオネ「ケイトにはこれでいいのよ!
そうでないと…いつまでも出さないでしょ。
ただでさえ自己主張が無に等しいんだから」
アイズ「ケイト、私も付き合うから。全力で来て!」
レフィーヤ「わ、私も
リヴェリア「お前は私と修業だ」
レフィーヤ「え;」ガーン!!←硬直
フィン「済まないが僕も付き合えそうにない。
けど、早めに終わらせてから向かうよ。
どうしても辛いのならベッドで休んでも
ふるふる!!!←ケイトが頭を振る
フィン「…わかった。
修業は先に始めておいてくれ。僕もすぐ向かうから」
ケイト「ん(こく)…ありがと;」ぐすっ
ベート「あんな心ねえ奴等に負けそうになってんじゃねえよ。
目の前にいる奴、ちゃんと見ろよ。馬鹿野郎が」
ぺしんっ!←通り過ぎ様に、椅子に腰かけたままのケイトの後ろ頭を尻尾で叩く
ケイト「!…(微笑)
うん…ありがとう、ベート。
わかったよ、言いたいことはちゃんと//…嬉しいよ^^//」
ティオナ「え?何々?なんて言ったの?」
ケイト「え?
んっと、直訳すると…
「今目の前に居るのは俺達だろうが。心ねえ雑魚共の言葉に振り回されてんじゃねえ。
んなもんに目ぇ向けるより俺達をちゃんと見ろ、この馬鹿野郎が」って感じ?」
ティオナ「うわ!おっとこまえ!!
それをそのまま伝えたらいいのに、一体どうやったらあんなに言葉を歪められるの?」じと目
ベート「ほっとけ!!」けっ!
ティオナ「否定しないんだ…」じとー
ティオネ「相も変わらずね」じとー