第37章 アイズの気持ち
ティオネ「あんたそんなんでいいの!?団長が…
団長が!あんたに骨の髄まで惚れ込んで!!それだけじゃなく骨抜きになってるのに!!!」
ケイト「!!?/////な…何で今、そんなことを!?///」たじっ!
そう思われていたんだね…;←フィンもいます
ティオネ「寝ても覚めてもあんたのことばかり考えてて、頬を染めながらうっとりと…うっとりと!」わなわな&拳握る
そう言えばやっていたね(遠い目)
ティオネ「幸せそうに溜息を零してばかりいるのよ!?仕事中だって!
それなのにあんたは…団長の為に試飲もできないでどうするのよ!!」
ケイト「!!(ピシャーン!!)
フィ…フィンの為?」
ティオネ「そうよ!!」
レフィーヤ「あのー、普通に美味しく食べる為とかでいいんじゃ?」挙手&汗
アイズ「こくこく)…ジャガ丸くん美味しいよ」
ティオナ「まさかの宣伝!?;」驚
ティオネ「いいからこっちに来る!!」ぐいぐい!←ケイトの手を引いて引っ張る
ケイト「わかった!試飲頑張るよ!!」ぐっ!←覚悟を決めて拳握る
アイズ「頑張って!」
ティオナ「頑張ってするものでもないよね?試飲って;」
レフィーヤ「はい…;」
……殴ってでもぶつかってくれる相手も大事だね(しみじみ)←敢えて見守る側を貫くことにした人
結局…試飲したそれは既にホームにあるということで、また今度買いに来るということになった。
周囲の認識では、未だ旅行中で今日の晩に帰ってくるということになっているのでホームでのんびり過ごすつもりだ。
ホームに帰ってからは買い物で買った食べ物を空間収納庫に入れ、大食堂にある厨房で昼御飯を仲良く作って…
ティオネ「団長のお昼は私が作るのよ!!」
ケイト「私が作る!!!」
ががんっ!!←フライパンと鍋を得物としぶつけ合う
作って……
ティオネ/ケイト『はああああああああっ!!/うおおおおおおおおっ!!』
がががががががががががががががっ!×∞
うん…仲良く作って欲しいな……(遠い目)
テロップ『フィンは切実に願うばかりである』
中段からの上下振り、突き、振り払い…蹴り、拳、裏拳、肘打ち…
体術から魔力集中による加速、終いには魔法にまで発展していくそれを尻目に…
僕は現実逃避をする為、彼女達から目を逸らして遠くを見つめた。