第37章 アイズの気持ち
その日の朝11時頃、買い物に連れ出していった。
ティオナ「味見しにいこ!」
スーパーのような場所ができ、そこで買い物をするのだが…
そこにある味見というコーナーでティオナが騒いだ。
ケイト「え?でも負担がかかるんじゃ?手間だって」おろおろ&あわあわ
ティオネ「いい加減にいきなさいっての!!」
ごすぅっ!!!
ティオナ「ティオネ!!それ、妊婦にしていい攻撃じゃない!;
背の上部だからってドロップキックしちゃダメ!;」あわあわ
ティオネ「いいからぱっぱといく!!」
ケイト「あ、あの!買う予定はちゃんとありますか?;」おろおろ
ティオネ「おろおろしない!!買う前に合うか合わないかの調整よ!」
ケイト「で、でも
ティオネ「もし万が一買うか聞かれたら合わないって言えばいいのよ!」
ケイト「やだよ!可愛そうだよ!;」
ティオネ「あんた合わないものでも試飲させてもらったら買うの!?」ぐわしっ!←ケイトの胸ぐら掴む
ケイト「だってだってええ!;(半泣&首横振る)
人によって味覚って違うし、私には合わなくてもロキ・ファミリアの皆の中には居るかもだし!」
ティオネ「個人の買い物の時にそんなこと気にしてんじゃないわよ!!」
ケイト「だってお土産あった方が嬉しいでしょ!?;」
ティオナ「どう見ても性格が正反対だよね;」
アイズ「うん;」
ティオネ「いい加減気を強く持ちなさいよ!!」
ケイト「それで誰かを傷付けるのが怖いんだよおお;」いやいや!←必死に頭振る
ぶっちん!!
ケイト「?何の音?」きょとん
ティオネ「なよなよしてんじゃねええええええ!!!・・」くわっ!!
ケイト「ぎゃぴゃああああああ!!びいいいいいいいいいい!!;;」がくぶる
ティオナ「あーあ、泣かせちゃった;」両手を後ろ頭で組む
アイズ「け、ケイト?大丈夫だから;」おろおろ
たっ!&ぎゅうっ!
ティオネ「試飲一つでそんなことぐだぐだ気にしてんじゃないわよおおおお!!」ずんっ!!
ケイト「きゃいん!!;」がくぶる
何故味見一つでこんな騒ぎに陥るんだろうか…;
周囲にざわつきと共に人が集まるのを感じる中、僕は溜息を零すばかりだった。